『来週からは秋競馬』
12週にわたる長い出張も、今週で終了。日曜の競馬が終われば小樽へ直行。人生初のフェリーに乗っての帰阪となる。関西の記者は福井県の敦賀まで行って、その後に滋賀なり大阪なりに帰って行くパターンが多いようだが、ただでは帰りたくない自分の性格上、敢えて距離をタップリ残した新潟へ向かうことに。折角なので一泊してどんな街かを味わってくることにした。
ご存知の通り競馬場もある都市だが、栗東に勤務していると福島と並んで最も行く機会がないのが、この新潟。訪れるのは初めてでまったく土地勘もないが、カーナビはあることだし、ちょっと足を延ばしてスタンドの姿だけでも拝んでこようかなとは思っている。あとはやはり米どころということもあり、ご飯とお酒が楽しみ。まったくお店などは知らないが、人に聞くなり調べるなりして、是非ともいい食事にありつきたい。翌日はロングドライブなので、深酒は厳禁だが……。
ただ、どういう一泊になるかは、最終週の馬券成績によって大きく変わってきそう。とにかく今年は馬券が大苦戦。函館の前半だけはマズマズだったが、中盤あたりから雲行きが怪しくなりだし、札幌に替わっても流れを変えることはできなかった。去年は最終日の10、11Rで高配をゲット。最後の宴とお土産代を稼ぐことができたが、今年もそんな一発逆転はあるのだろうか。ジックリと検討したい。
来週からは3カ月ぶりの栗東勤務。坂路に行くのも随分、久しぶりなだけに、知らない馬名がズラズラとモニターに映し出されるのだろう。おまけにこの時季は朝一番がかなり暗いので、慌ててしまう場面もあるかも。とは言ってもホームはホーム。ストップウォッチを手にしなくていい気楽さはあるので、いい馬を見つけて、予想と馬券につなげたい。
栗東編集局 青木行雄
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