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『時勢を映す』

9・10日号　発売中

	マイラーズカップ勝ちのレッドアリオン

他を圧したゴールドシップの底力

第151回天皇賞（春）を制す、青葉賞はレーヴミストラル

　ここに復活を賭ける日本ダービー馬キズナ、３度目の挑戦となるゴールドシップ、重賞連勝から一気に頂点を狙う４歳馬アドマイヤデウス、昨年の菊花賞２着馬サウンズオブアースが人気を集めた第151回天皇賞（春）。今年はクリールカイザーが積極的に先行したことで道中一度も13秒台のない引き締まったペースとなり、そこで後方から何度も脚を使って２周目３角で３番手まで上がったゴールドシップが最後の直線で底力を示した。京都での勝利は３歳時の菊花賞以来となるが、本気を出せばこれだけ強いと言わんばかりの勝利だった。青葉賞はレーヴミストラルが制して３連勝で日本ダービーに向かう。今週は第20回ＮＨＫマイルカップ、京都新聞杯、新潟大賞典。