競馬ブックコーナー

『初障害で走るのはどんな馬ですか』

9・10日号　発売中

	第13代中山グランドジャンプ馬マイネルネオス

８歳夏に大輪咲かせたマイネルネオス

中山グランドジャンプを制す、ラジオNIKKEI賞はフレールジャック、函館スプリントＳはカレンチャン、米子Ｓはリディル、今週は七夕賞、プロキオンＳ

　東日本大震災の影響で４月16日からこの週に延期された中山グランドジャンプ。このレース２勝のゴーカイ産駒、オープンガーデンが父仔制覇の期待を集めて１番人気に推されたが、抜け出したのは２番人気のマイネルネオスだった。４歳初めに一旦障害入りしたマイネルネオスは、２戦して平地に戻り、６歳春に再入障、そこから着実に実績を積み上げ、前走のオープン勝ちの勢いに乗って大一番をものにした。鞍上の柴田大騎手には先月の東京ジャンプＳに続く重賞制覇となった。ラジオNIKKEI賞はフレールジャック、函館スプリントＳはカレンチャン、米子Ｓはリディルが制した。今週は七夕賞、プロキオンＳ。