競馬ブックコーナー

夏バテ対策

	・カワカミプリンセス骨折、全治１年		・ダーレーＪＦ18日付でＪＲＡ馬主登録
	・松岡騎手が帰国		・“キングジョージ”は４歳馬ディラントーマス
	・武豊騎手は仏、英に２週間出張		・増沢由、西原騎手レディースＪＳ2007に参戦
	・本田調教師初勝利		・アドマイヤムーンはダーレーＪＦが購買
	・高橋直元ＪＲＡ調教師死去


カワカミプリンセス骨折、全治１年

	８月19日の札幌記念を目標に調整されていたカワカミプリンセス（牝４歳、栗東・西浦厩舎）が７月25日朝、札幌競馬場での調教中に右第１趾節種子骨（右後肢の球節の部分）を骨折したことが26日、ＪＲＡの発表で明らかとなった。約１年間の休養を要する見込み。　同馬は昨年２月のデビュー戦から無傷の５連勝でオークス、秋華賞を制覇。今年は５月のヴィクトリアマイルから始動して10着。次走の宝塚記念で６着したあと札幌競馬場に移動して調整が進められていた。

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ダーレーＪＦ18日付でＪＲＡ馬主登録

	ドバイのシェイク・モハメド殿下が設立した日本法人ダーレー・ジャパン関連の有限会社であるダーレー・ジャパン・ファーム（取締役社長は高橋力氏）のＪＲＡ馬主登録が７月25日、日本中央競馬会会報で公示された。７月３日に開かれたＪＲＡ馬主登録審査委員会において、同ファームの馬主登録申請が賛成多数で認められ、４日のＪＲＡ審査会、橋政行ＪＲＡ理事長の承認を経て、７月18日付で馬主登録されたもの。これによって同ファームの所属馬は早ければ８月中にもＪＲＡでの出走が可能となる模様だ。

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松岡騎手が帰国

	アイルランドに出張していた松岡正海騎手（23歳、美浦・相沢厩舎所属）が、当初の予定（６月26日から９月３日）を切り上げ、７月28日に帰国した。

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“キングジョージ”は４歳馬ディラントーマス

	英国競馬の上半期を締めくくるキングジョージ６世＆クイーンエリザベスＳＧ１（芝12ハロン）が７月28日（土）、アスコット競馬場で行われた。今年は３歳馬の参戦がなく７頭立て。昨年の愛ダービー馬で１番人気のディラントーマスが抜け出し、２着のユームザインに４馬身の差をつけた。Ａ.オブライエン師の管理馬で鞍上はＪ.ムルタ騎手。

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武豊騎手は仏、英に２週間出張

	武豊騎手（38歳、栗東・フリー）は８月１日（水）から８月13日（月）までの２週間、フランス、イギリスに出張する。フランスではドーヴィル競馬場で騎乗予定。イギリスでは現地時間８月11日、アスコット競馬場でシャーガーカップに参戦する。

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増沢由、西原騎手レディースＪＳ2007に参戦

	増沢由貴子（29歳、美浦・増沢厩舎所属)、西原玲奈（25歳、栗東・須貝厩舎所属）騎手が騎手招待競走「レディースジョッキーズシリーズ2007」に参戦する。ＪＲＡ所属２名、地方所属10名の女性騎手が、水沢（11月５日）、荒尾（同13日）、浦和（同22日）の競馬場を転戦し、計６レース・ポイント制で争うもの。昨年は名古屋所属の山本茜騎手が総合優勝を果たしている。

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本田調教師初勝利

	７月28日の小倉競馬第３Ｒ障害未勝利戦でバトルブレーヴ（牡５歳）が１着となり、６月21日に厩舎を開業した本田優調教師（48歳、栗東）が10戦目にしてＪＲＡ初勝利を飾った。　本田師　いつかは勝てるだろうと思っていたので初勝利というのはあまり気にしていませんでしたが、平地オープン馬を障害に使わさせてもらっているので、順当に勝てて良かったです。

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アドマイヤムーンはダーレーＪＦが購買

	ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社（取締役社長　高橋力）は７月27日、今年のドバイデューティフリー、宝塚記念を制したアドマイヤムーン（牡４歳、栗東・松田博厩舎）を近藤利一氏から購入することで合意に達したと発表した。今後は栗東・松田博厩舎所属のままで10月28日の秋の天皇賞（東京、Ｇ１、芝2000ｍ）に向けて調整される。

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高橋直元ＪＲＡ調教師死去

	元ＪＲＡ調教師の高橋直（たかはしなお）氏が７月29日午前８時52分、肺炎のため逝去した。83歳だった。同氏は岩手県生まれ、東京都出身。1943年に騎手デビューし、61年に調教師免許を取得。調教師としてＪＲＡ通算8124戦626勝の成績を残した。重賞では67年桜花賞（シーエース）、72年皐月賞（ランドプリンス）など14勝を挙げている。告別式は草津シティホール（滋賀県草津市西渋川１丁目２番４号）にて、31日（火）10：00より執り行われる。喪主は長男の高橋克美氏。

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