・インティライミ ・エアセレソン ・グラスポジション ・ジャリスコライト ・フサイチアウステル ・マツリダゴッホ
・エンシェントヒル ・カフェオリンポス ・クーリンガー ・サカラート ・サンライズバッカス ・フィールドルージュ
土曜日の午後になってJRA関西広報室に電話を入れた。JRA賞関連の規定等についての資料が欲しかったからなのだが、そのときに電話で対応してくれたのがAさんという男性。山ほどある細かい資料を迅速に集めてファックスしてくれたので助かった。内容の確認とお礼の電話を彼にしたところ、丁寧な口調で「なにか不備がございましたでしょうか」とひと言。その対応ぶりには好感を抱いた。しかし、その資料をもとにして書いたのは15日発売号の週刊競馬ブック・一筆啓上でのJRA賞のあり方に対する批判も含めた内容。主催者から資料をもらいながら批判めいた記事を書くというのも少々奇妙な気がしたが、これも競馬のためを思えばこそ。そういうことなのでご理解下さい、Aさん。そして、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
土曜日の後半のレースでB騎手が今年の初勝利を挙げた。現場取材をクビになって丸5年の私。最近はトレセン関係者とはすっかり疎遠になっているが、彼を含めた3、4人の騎手にはいまでも時々メールを送っている。どんなときにメールをするかというと、彼らがレースに勝った週の日曜日の夜。それぞれが一生懸命競馬に向き合っているのだが、ひと握りのトップジョッキーが勝ち星を独占している勝負の世界では地味な存在でしかない。年間にして10〜20勝するのが精一杯の彼らがひたむきに勝負に挑む姿にはついつい感情移入してしまう。早々に一杯になって4角手前で最後方に下がったり、手応えに外を回るだけの余裕がないためにやむなく内に入って詰まってしまったり。土日の騎乗馬の大半がそんな馬ばかりの騎手たちを応援していると、たとえ賞金の安い未勝利レースを勝っただけでも掛け値なしに嬉しい。日曜夜には“待ちくたびれたぞ!初勝利おめでとう”とメールする予定だ。
競馬ライター&グリーンチャンネル・キャスターの芦谷有香さんからメールを頂いたのも土曜日の夕方。1週間ほど夏のオーストラリアに出かけていた彼女が週刊競馬ブックの取材予定を問い合わせてきたのだが、その内容がふるっていたのでここで彼女に内緒(笑)で紹介すると「オーストラリアは日中30度ほどあったので、成田についてからは寒さにやられそう。でも懐はカジノでホカホカ。来週も頑張ります」というもの。う〜ん、やるやるとは思っていたが、カジノで大儲けするとはさすが芦谷さん。私も負けずに馬券で決めなくては。
そして、日曜日。編集部の斜め向かいに坐る坂井直樹が「今日は○○○の単勝でスタートだ」と独り言。その言葉に気圧された気弱でいい加減な私は彼に乗って○○○の単勝で勝負。結果は見事に的中。珍しくも午前中をプラスで乗り切れた。午後からは一進一退が続いているが、グリーンチャンネルのパドック解説が小社・米満浩生に替わった。こうなったら歯切れのいい彼の解説を信じて勝負に出ることにしよう。私が高いモチベーションを維持して職務を遂行できるか、それとも頭を抱えて寝込んでしまうか。すべては君にかかっているんだから、頼むぞヨネ!
例によって散漫な原稿になってしまったが、最後におなじみのCMをひとつ。今年からグリーンチャンネル・ウエストの日曜午後のパドック解説(単独開催のとき)を我が競馬ブックが誇る米満浩生と牟田雅直の両記者が担当します。調教班としてどちらも馬を見ることには定評があり、もちろん仕事熱心でもある。えっ、馬券はどちらが達者かって?う〜ん、難しい質問ですが、甲乙つけ難い巧者だということにしておきましょう。日曜午後は皆さんの馬券作戦のヒントになる解説が聞けると思うのでどうぞご期待ください。
競馬ブック編集局員 村上和巳 ◆競馬道Onlineからのお知らせ◆ このコラムが本になりました。 「トレセン発 馬も泣くほど、イイ話」⇒東邦出版HP