16日（日）の京都競馬第４Ｒ新馬戦でビッグクラウンに騎乗して１着となった武豊騎手（34歳、栗東・フリー）は今年の勝利数が179（739戦目）となり、ＪＲＡ年間最多勝記録を更新した。従来の記録は99年に自身が記録した178勝。通算成績は87年３月１日のデビュー戦以来、11,032戦2,243勝。ＪＲＡ重賞勝利はＧ１41勝を含む174勝（同日京都競馬４Ｒ終了時点）。
　武豊騎手　ここまで怪我もなく順調にきて、達成できたことは非常にうれしいです。年間200勝は難しいかも知れませんが、挑戦します。今年はたくさん勝ってきましたが、Ｇ１勝利は少ないので、今日は勝てるように頑張りたいです。

　３月27日（土）にドバイのナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドカップデイの諸競走に以下の日本馬が登録した。
◆ドバイＷＣ（Ｇ１、ダート2000ｍ）サイレントディール、ユートピア、スターキングマン、アドマイヤドン
◆ドバイデューティフリー（Ｇ１、芝1777ｍ）サイレントディール、トーセンダンディ、アグネスソニック
◆ドバイシーマクラシック（Ｇ１、芝2400ｍ）サイレントディール
◆ドバイゴールデンシャヒーン（Ｇ１、ダート1200ｍ）ノボジャック、ノボトゥルー、マイネルセレクト
◆ＵＡＥダービー（Ｇ２、ダート1800ｍ）アドマイヤホープ
◆ゴドルフィンマイル（Ｇ２、ダート1600ｍ）ユートピア

　ダート格付け委員会は12日、2004年度のダート競走の暫定格付けを決定した。格上げされたのは兵庫チャンピオンシップ（Ｇ３→暫定Ｇ２）、名古屋優駿（Ｇ３→暫定Ｇ２）の２競走。廃止の決まった上山競馬場のさくらんぼ記念と、旭川のグランシャリオＣは実施予定がなく、暫定格付け競走は2003年より２つ少ない56となった。内訳はＧ１11、Ｇ２12、Ｇ３33の計56。

　ジャパンＣ（11月30日、東京、Ｇ１、芝2400ｍ）の新たな外国招待馬がＪＲＡから発表された。今回決まったのはイズリントン（牝４歳、英）、スルーヴァレイ（牡６歳、米）、エリザベス女王杯３着タイガーテイル（牝４歳、仏）。これでジャパンＣの外国招待馬は全部で９頭。なお、ＪＣダートの新規招待受諾馬はいなかった。