かきつばた記念で戦列に復帰した01年秋の天皇賞馬アグネスデジタル(牡6歳、栗東・白井厩舎)が、6月8日の安田記念(東京、G1、芝1600m)に出走する。デジタルがJRAのレースに出走するのは昨年2月のフェブラリーS以来。安田記念には、先の新潟大賞典で復活を遂げたダンツフレーム(牡5歳、栗東・山内厩舎)や、重賞連勝中のローエングリン(牡4歳、美浦・伊藤正厩舎)のほか、京王杯SCから1着テレグノシス(牡4歳、美浦・杉浦厩舎)をはじめ、キスミーテンダー、タイキトレジャー、ビリーヴなども出走を予定しており、春のマイル王決定戦に相応しいメンバーとなりそうだ。
24日の新潟競馬第1Rでマリアージュシチーが1着となり、同馬を管理する松永勇調教師(65歳、美浦)は、4451戦目でJRA通算300勝を達成した。初勝利は76年3月14日、1回中山競馬6日目第1Rでのヤマエーランサー。
松永勇師 コツコツやってきた結果だと思います。関係者の皆様には感謝しています。
24日の新潟競馬第5Rでボスポラスが1着となり、藤岡健一調教師(42歳、栗東)は厩舎開業後JRA初勝利を挙げた(延72頭目)。
藤岡健師 時間がかかりましたが、勝ててホッとしました。オーナーやスタッフのおかげと感謝しております。今後も一つ一つ勝ち星を積み重ねていければと思っています。
2002年の桜花賞トライアル・チューリップ賞(G3)を制したヘルスウォール(牝4歳、栗東・森厩舎)は5月28日付でJRAの競走馬登録を抹消される。通算成績は12戦3勝。今後は社台ファームで繁殖入りする。
2001年のエプソムC(G3)を制したアドマイヤカイザー(牡7歳、栗東・橋田厩舎)が21日付で現役を引退した。通算成績は26戦4勝。引退後は苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬として余生を過ごす。
99年の京都ハイジャンプ(JG2)に優勝したロードアトラス(セン8歳、栗東・伊藤雄厩舎)が5月23日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算成績は19戦5勝。引退後は茨城県のミッドウェイファームで乗馬として繋養される予定。
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