G1・7連勝の世界記録を打ち立てたロックオブジブラルタル、2000年の安田記念を制した香港のフェアリーキングプローン、日本のファインモーションなど世界各国でG1馬を輩出しているデインヒルが13日、繋養先の愛クールモアスタッドで放牧中の事故のため死亡した。同馬は1986年生まれ、アメリカ・ケンタッキー産。現役時代はイギリスのジェレミー・トゥリー厩舎に所属して通算9戦4勝。引退後、90年からアイルランドとオーストラリアでシャトルを開始し、96年に1年リースで日本に導入されている。
7日の東京競馬第2Rでミスタータダヒロが1着となり、堀宣行調教師(35歳、美浦)は開業初勝利を挙げた。23戦目。また、18日の東京競馬第2Rでは小島茂之調教師(35歳、美浦)がアイアイラッキーの1着で初勝利を挙げている。27戦目。
堀師 支えてくださる皆さんに感謝し、また何より馬にとっていい結果が出るような厩舎にしていきたいと思います。
小島茂師 馬の状態も良かったし、騎手も上手に乗ってくれました。これからもスタッフ一丸となって頑張ります。
17日の新潟競馬第11Rで新人の鈴木慶太騎手(20歳、美浦・藤原辰厩舎所属)はリワードゲインに騎乗して1着となり、28戦目で初勝利を挙げた。
鈴木慶騎手 感無量です。同期が次々と勝っていく中で歯痒い気持ちもありましたが、自分の技量を上げていけば大丈夫と言い聞かせてきました。これからも皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。
8月16日にアメリカのアーリントン・パーク競馬場で行なわれるワールドレーシングシリーズ第4戦、アーリントン・ミリオン競走(G1、左・芝2000m)にエイシンプレストン(牡6歳、栗東・北橋厩舎)が登録した。同馬は4月27日に香港のシャティン競馬場で行なわれたクイーンエリザベス2世Cを制し、海外G1 3勝目を挙げている。
99年の中日スポーツ賞4歳S(G3)の勝ち馬サイキョウサンデー(牡7歳、栗東・坂口大厩舎)が15日、腸捻転のため放牧先の小松温泉牧場で死亡したことが18日、JRAの発表で明らかとなった。生涯成績は30戦5勝。
JRAは14日、6月8日の安田記念に予備登録のあったオリンピックエクスプレス(香港)の関係者から同レース辞退の連絡が入ったと発表した。これにより今年の安田記念への外国馬出走はなくなった。
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