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◆ Topics

田中勝騎手、JRA通算900勝達成 来年夏、3連単導入へ
久保田、武藤調教師、厩舎開業初勝利 古川調教師通算300勝
京王杯スプリングCの外国選出馬 岡田調教師が開業
宝塚記念に褒賞金制度 岡冨、内山騎手が引退
 
田中勝騎手、JRA通算900勝達成

 田中勝春騎手(32歳、美浦・フリー)は、19日の中山競馬第10R京葉Sでエンドレスデザートに騎乗して1着となり、8447戦目でJRA通算900勝を達成した。JRA900勝は現役で9人目となる。デビューは平成元年3月。同年10月21日、4回東京競馬5日目第6Rのセキテイボーイで初勝利を挙げている(16戦目)。JRA重賞ではこれまでに25勝しており、平成4年には安田記念(ヤマニンゼファー)でG1勝ちしている。

田中勝騎手 区切りとなる900勝を達成できて良かった、ホッとしています。でもまだまだこれから、1000勝、2000勝を目指して、ひとつひとつ頑張っていきます。よろしくお願いします。

久保田、武藤調教師、厩舎開業初勝利

 19日の中山競馬第1Rでケイツーウインが1着となり、同馬を管理している久保田貴士調教師(35歳、美浦)は16戦目で開業初勝利を挙げた。また、同日の福島競馬では、武藤善則調教師(36歳、美浦)が第11Rいわき特別のオトコノユウジョウが1着で開業初勝利をマークしている。こちらは20戦目。

久保田師 ひとつ勝ててホッとしました。やっと一歩踏み出したという感じです。これからは大きなところを狙える厩舎にしていきたいですね。

武藤師 馬の状態が良かったので自信を持ってレースに臨むことができましたし、実際、強い競馬をしてくれたので安心して見ていることができました。これからも頑張ります。

京王杯スプリングCの外国選出馬

 5月18日に東京競馬場で行なわれる京王杯スプリングC(G2、芝1400m)の外国選出馬がこのほどJRAから発表された。今後は選出馬の関係者と出走意思の確認を行なった後、参加決定の運びとなる予定。なお、参加交渉の最終期限は4月24日(木)。参加馬の入国開始は5月1日、入国締切日は同8日。

◆外国選出馬 ゲートマン(英、牡6歳)、デンジャーオーバー(英、牡6歳)、レディリンジー(英、牝4歳)

宝塚記念に褒賞金制度

 JRAは14日、海外、国内の主要競走13競走の優勝馬が宝塚記念に優勝した場合、以下の通り褒賞金を交付することを発表した。国際交流競走への有力馬の出走を促すため。

◆凱旋門賞、ブリーダズカップターフ、キングジョージ6&クイーンエリザベスS、ジャパンカップの前年優勝馬は1億3000万円、前年2着馬は6500万円。

◆ガネー賞(仏)、イスパーン賞(仏)、ガルフストリームパークBC.H.(米)、ウッドフォードリザーブ ターフクラシックS.(米)、BMWタンクレッドS(豪)、オーストラリアンカップ、ドバイ・シーマクラシック、クイーンエリザベス2カップ(香港)、シンガポール・エアライン・インターナショナルカップの当該年優勝馬は1億円。

来年夏、3連単導入へ

 JRAは14日、来年夏からの馬番号三連勝単式勝馬投票法(3連単)導入を目指してシステム開発を行なうことを発表した。

古川調教師通算300勝

 20日(日)の阪神競馬第4Rでラージヒルジャンプが1着となり、古川平調教師(66歳、栗東)が85年7月1日の開業以来4176戦目でJRA通算300勝を達成した。重賞勝利は5勝。

古川師 やっとここまで辿りつけたという感じです。今後も皆さんの応援を頂きながら一戦一戦頑張っていきます。

岡田調教師が開業

 岡田稲男調教師(42歳、栗東)が21日付で厩舎を新規開業する。管理馬は田所秀孝調教師に臨時貸付けされていたカンファーワールド(古1600万)など19頭。田所秀孝厩舎所属だった岩崎祐己騎手(20歳)も同日付で岡田厩舎に所属変更する。

岡冨、内山騎手が引退

 岡冨俊一騎手(41歳、栗東・田所清厩舎所属)、内山正博騎手(40歳、栗東・フリー)が20日付で騎手を引退した。岡冨騎手は田所清厩舎の、内山騎手は21日に開業予定の岡田厩舎の調教助手に転向する。


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