4月19日に行なわれる中山グランドジャンプ(中山、J・G1、芝4250m)の招待馬だったフラッグシップユベラルズ(英)が、同レース出走を辞退。繰り上がりでアーマターク(英)が新たに招待馬となった。現時点での外国招待馬は、ティウチェフ、アーマターク(以上英国)、コマンチコート(愛国)、エスコートボーイ、タイガーグルーム(以上仏国)、セントスティーヴン(豪)、シルヴァーアーチャー、エリックザビー(以上NZ)の8頭。エリックザビーは8日、ティウチェフ、アーマターク、コマンチコートは7日、エスコートボーイは9日に来日する予定。なお、残る3頭は3月29日のペガサスジャンプSに出走しており、すでに中山競馬場に入厩済み。
6日(日)の阪神競馬第11R大阪杯を制した安藤勝己騎手(43歳、栗東・フリー)がJRA通算200勝を達成した(地方所属時を含め1742戦目)。3月1日のJRA移籍後に10勝しており、高松宮記念(G1)など早くも重賞5勝を挙げている。
5月17日(土)にシンガポールのクランジ競馬場で行なわれるシンガポール国際競走に以下の日本馬2頭が登録した。
◆シンガポール・エアライン・インターナショナルC(国際G1、左・芝2000m)……エイシンプレストン ◆シンガポール・エアライン・クリスフライヤー・スプリント(国際G3、左・芝1200m)……ロイヤルキャンサー
6日の福島競馬第6Rで南田雅昭騎手(18歳、美浦・加藤修厩舎所属)はエーピートルファンに騎乗して1着となり、JRA初勝利を挙げた。なお、南田騎手は2日に公営浦和競馬第8Rのトーホウハヤテで1着となっている。
南田騎手 中央でやっと勝ててとても嬉しいです。ゴールの瞬間は本当に嬉しくて思わず叫んでしまいました。これからもファンの皆さんの応援にこたえられるよう一生懸命頑張り、31勝以上を目指します。応援を宜しくお願いします。
3月8日にデビューした生野賢一騎手(18歳、栗東・音無厩舎所属)が5日(土)の福島競馬第6Rナムラテンニョで1着となり、17戦目で初勝利を挙げた。関西所属の新人騎手はこれで全員が勝利を挙げたことになる。
生野騎手 いい馬に乗せて頂いてましたが自分の失敗でなかなか勝てませんでしたし、同期の皆がどんどん勝っていたので、やっと勝ててうれしいです。追っている最中に後ろから他の馬がくるのが見えていたので、こないでくれ、と思っていました。これからも頑張ります。
5日の中山競馬第4Rでコスモトルーパーが1着となり、同馬を管理する阿部新生調教師(59歳、美浦)は、JRA通算400勝を達成した。4564戦目。カネミノブによる有馬記念、毎日王冠、目黒記念などJRA重賞では8勝を挙げている。
阿部師 皆さんの応援のおかげでここまでやってくることができたと思います。とても感謝しています。まだまだ先があります。これからも頑張っていきますので宜しくお願いします。
JRAは4日、平成15年度顕彰馬選出記者投票の結果を発表したが、基準を満たす馬がいなかったため、顕彰馬選出は見送られた(競馬記者154名による投票、1人2票まで。顕彰馬選出には4分の3以上の得票が必要で、今回の場合は116票以上)。なお、得票上位馬は、テイエムオペラオー105票、エルコンドルパサー55票、タケシバオー47票、スペシャルウィーク17票。
JRA競馬学校騎手過程第22期生の入学式が2日、千葉県白井の競馬学校で行なわれた。22期生は、的場均調教師の次男・勇人君、船橋の名手、張田京騎手の長男・昂君を含めて9人。
今月26日の開幕を前に、リニューアルの東京競馬場で馬場試乗会が3月31日、行なわれた。東京競馬場は昨年6月以来、馬場改修のため、開催を休止していたが、このほど工事も無事終了。この試走会には武豊騎手をはじめ東西21騎手が参加した。
copyright (C)NEC Interchannel,Ltd./ケイバブック1997-2003