3月29日(土)のドバイワールドカップ(G1)に出走予定だったゴールドアリュール(牡4歳、栗東・池江郎厩舎)は予定していたシンガポール経由ドバイ行きの飛行機がキャンセルとなったため出走を辞退した。UAEダービーに選出されていたユートピア(牡3歳、栗東・橋口厩舎)も遠征を取り止めており、ドバイ国際競走への日本馬の参戦はなくなった。ゴールドアリュールに騎乗予定だった武豊騎手の出張も中止、ドバイワールドカップの生中継を予定していたグリーンチャンネルの特別番組も中止される。ユートピアは今週、阪神で行なわれる毎日杯に出走の構え。ゴールドアリュールの次走は未定。
ニュージーランド所属の女性ジョッキー、ロシェル・ロケット騎手(31歳)がJRAの短期障害免許(有効期間3月22日〜4月21日)を取得した。ロケット騎手は昨年10月から今年1月にも短期免許で騎乗しており、JRA成績は11戦2勝。ギルデッドエージとのコンビで中山大障害(JG1)を制している。身元引受調教師は松元茂樹師(栗東)、身元引受馬主は(有)ノースヒルズマネジメント。
2000年の秋華賞(G1)を制覇したティコティコタック(牝6歳、栗東・松田正厩舎)が3月19日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算成績は22戦4勝。今後は浦河町のバンブー牧場で繁殖入りする。
23日の中山競馬第6Rは1着馬11番人気、2着2番人気、3着14番人気で決着がつき、3連複の払戻金は149万8110円となった(560通り中467番人気)。これはJRA歴代最高配当。
23日の中山競馬第9RブラッドストーンSで、菊沢隆徳騎手(33歳、美浦・フリー)はトウショウトリガーに騎乗して1着となり、6422戦目でJRA通算500勝を達成した。これは現役21人目。この中にはG2の日経賞、目黒記念など、重賞での9勝が含まれている。
菊沢徳騎手 嬉しいです。これまで応援して下さった関係者の皆さん、そして今までに出会った馬に感謝したいと思います。これからも常にフェアプレーで、ベストを尽くすことを心掛けていくつもりです。
3月23日(日)の中京競馬第3Rでセルリアングルーヴ(牡3歳)が1着となり、今年3月1日に厩舎を開業した小島貞博調教師(51歳、栗東)が初勝利を挙げた。通算8戦目。
小島貞師 初勝利を挙げることができてうれしいです。写真判定が長く、半分諦めかけていたので勝ったのがわかった時は本当にホッとしました。やっとひとつ勝つことができましたので、次は更に大きいところを勝てるように頑張っていきます。
3月20日(木)午後9時頃、山口県内の山陽自動車道上り線で、鹿児島から栗東に向かっていた馬運車が追突・横転事故に巻き込まれ、地方馬1頭を含む競走馬4頭が死亡した。死亡したJRA所属馬はワンダージョリー(牡4歳、湯浅厩舎)、アンバームテキ(牡3歳、土門厩舎)、新馬:父スズカストリート、母スリーデルフィー(牝3歳、藤岡範厩舎)。
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