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タニノギムレット屈腱炎判明、引退へ 勝浦騎手JRA200勝
JBCをJRAが場外発売 エアトゥーレは11着
マンハッタン仏到着 福山・騎手招待競走、JRAから5名参戦
林騎手がJRA200勝 園田のゴールデンJC優勝は川原騎手
 
タニノギムレット屈腱炎判明、引退へ

 今年の日本ダービーを制覇したタニノギムレット(牡3歳、栗東・松田国厩舎)が左前浅屈腱炎を発症したことが4日、明らかとなった。少なくとも6カ月以上の休養が必要との診断で、5日、谷水雄三オーナーが同馬の引退、種牡馬入りを発表した。繋養先は北海道早来の社台スタリオンステーション、13億2000万円(1株2200万円×60口)のシンジケートが組まれる。通算成績は8戦5勝。日本ダービーの他にスプリングS(G2)、シンザン記念、アーリントンC(G3)の重賞を制した。血統は父ブライアンズタイム、母タニノクリスタル、母の父はクリスタルパレス。11日(水)午前9時に栗東を出発、山元トレセンを経由して社台SSに向かう。

松田国師 調教師として、ファンの方々に夢を持ってもらえる馬を育ててきたつもりですが、私自身も、ギムレットがダービーに優勝してから、この引退発表に至るまで、夢を見ているような心境です。彼のいいところを産駒が受け継ぎ、大舞台で活躍することを望んでいます。

JBCをJRAが場外発売

 2001年に新設された交流重賞、JBCクラシック、スプリント(G1)の勝ち馬投票券を今年と来年、JRAが発売することになった。3日、全国公営競馬主催者協議会と地方競馬全国協会(NAR)が発表したもの。施行日程は、今年が11月4日(月、振休・盛岡競馬場)、来年が11月3日(月、祝・実施場は未定)。JRAは札幌、函館、中京競馬場、新橋、釧路、室蘭のウインズで発売する。
 また、来年の有馬記念が12月28日に開催されることも事実上決定。91年の農水省畜産局通達により中央競馬は12月28日から1月4日まで開催できないが、JRAは12月28日が日曜日に該当した場合に開催を可能にするよう、農林水産省に求めていく。
 更に日本中央競馬会と地方競馬主催者は発売施設の相互利用を進め、双方の主要競走の発売の早期実現を目指すこと、今後も中央、地方の連携強調に資するため継続的な協議の場を設けることを合わせて発表した。

マンハッタン仏到着

 凱旋門賞出走を目指すマンハッタンカフェ(牡4歳、美浦・小島太厩舎)が5日午前7時40分(日本時間で同日午後2時40分)、同厩舎のイーグルカフェ(牡5歳)とともに仏パリ・シャルルドゴール空港に無事到着し、通関手続き終了後、シャンティーにあるリチャード・ギブソン厩舎に入厩した。

林騎手がJRA200勝

 7日の新潟競馬第5Rで林満明騎手(35歳、栗東・浅見厩舎所属)はチャランダに騎乗して1着となり、2584戦目でJRA通算200勝を達成した。京都大障害(3回)など重賞7勝。

林騎手 200勝が区切りというよりも、一つ一つ積み重ねていくことを大事に考えて乗ってきました。今後は中山大障害を目標に、騎乗できる限り頑張っていきたいと思います。

勝浦騎手JRA200勝

 8日の札幌競馬第1Rで勝浦正樹騎手(24歳、美浦・フリー)はトップコーリングに騎乗して1着となり、2882戦目で現役61人目となるJRA通算200勝を達成した。NHKマイルCを含めて重賞では3勝している。

勝浦騎手 200勝はあくまでもひとつの区切りだと思っていますが、この場を借りて応援していただいた関係者のファンの皆さんに感謝したいと思います。

エアトゥーレは11着

 9月7日(日本時間同日午後11時30分)に英国ヘイドックパーク競馬場で行なわれたG1スプリントC(芝直線6ハロン)に出走したエアトゥーレ(牝5歳・栗東・森厩舎)は14頭立ての11着に終わった。最外14番枠からスタートした武豊騎乗のエアトゥーレは果敢にハナを切ったものの、あと2ハロンで馬群に飲み込まれ、勝ったインヴィンシブルスピリットから約6馬身差でのゴールとなった。良馬場の勝ち時計は1分12秒44。

福山・騎手招待競走、JRAから5名参戦

 16日(振休)に福山競馬場で行なわれる開設記念中央競馬騎手招待競走にJRAから池添謙一、白坂聡、菅谷正巳、高田潤、野元昭嘉の5騎手が参戦する。

園田のゴールデンJC優勝は川原騎手

 5日、園田競馬場で全国の2000勝ジョッキーが腕を競い合った第11回ゴールデンジョッキーカップは笠松の川原正一騎手が優勝した。2位は兵庫の平松徳彦騎手、3位は笠松の安藤勝己騎手。JRAの岡部幸雄騎手は4位、河内洋騎手は7位だった。

 


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