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◆ Topics

ジャングルポケット右トモに不安発生 三浦騎手JRA100勝
サンライズペガサスも宝塚記念回避 後藤騎手は7、6着
ダイタクリーヴァ種牡馬に 清山騎手引退
試験発売の新馬券で万馬券が9本 サニングデールは函館スプリントSへ
ムーンライトタンゴ死亡 テンシノキセキは新潟のアイビスSDへ
アドマイヤコジーン来春種牡馬入り ビリーヴ短期放牧へ、次走は小倉の準オープン
山内調教師通算400勝 マーメイドS出走予定馬
    オンワードセイント、次走は川崎の交流G3
 
ジャングルポケット右トモに不安発生
〜 宝塚記念を回避、ヨーロッパ遠征も白紙に〜

 宝塚記念に出走予定だったジャングルポケット(牡4歳、栗東・渡辺厩舎)は右トモに不安が出たため、同レースを回避することになった。この夏予定していたヨーロッパ遠征も白紙に戻し、18日、早来のノーザンファームに放牧に出される予定。

渡辺師 12日の追い切り後、右トモの歩様に違和感があったので様子を見ていましたが、翌朝になっても歩様が戻らないため、オーナーの了解を得て宝塚記念の出走を断念することにしました。ファンの皆さんの期待も大きく、楽しみにしていただけに本当に残念ですが、出走したうえで十分な能力を発揮できないのは申し訳ないので、大事を取って秋に備えます。

サンライズペガサスも宝塚記念回避

 宝塚記念で有力視されていたサンライズペガサス(牡4歳、栗東・石坂厩舎)は前走(春の天皇賞5着)の疲れが取れないため、出走を見送ることになった。栗東の自厩舎で経過を見て、今後の動向が決められる。

ダイタクリーヴァ種牡馬に
 安田記念の競走中に左前浅屈腱断裂を発症したダイタクリーヴァ(牡5歳、栗東・橋口厩舎)は14日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算成績は19戦7勝。マイル戦線を中心に活躍し、2000年のスプリングS(G2)、2001年、2002年の京都金杯(G3)など重賞5勝を挙げた。今後は平取町のミヤビファームで種牡馬入りの予定。血統は父フジキセキ、母スプリングネヴァー、母の父サクラユタカオー。
試験発売の新馬券で万馬券が9本

 全国発売に先行し、馬単、3連複の新馬券が福島競馬場とウインズ新白河で試験発売された15日の福島初日、12R3連複14万4480円をはじめ、新馬券絡みで9本の万馬券(馬単で5本、3連複4本)が飛び出した。この日の入場者数、売り上げはともに前年を大幅に上回った。

ムーンライトタンゴ死亡
 2001年の桜花賞2着馬ムーンライトタンゴ(牝4歳、栗東・安田隆厩舎)が13日早朝、放牧先のノーザンファームで腸炎のため死亡した。通算成績は12戦2勝。2001年のクイーンSで3着、阪神牝馬Sで2着入線した。
アドマイヤコジーン来春種牡馬入り

 98年の3歳チャンピオンで、安田記念で3年ぶりにG1制覇を遂げたアドマイヤコジーン(牡6歳、栗東・橋田厩舎)の今後の出走予定、種牡馬シンジケートについて16日、橋田調教師が次の通り発表した。

 アドマイヤコジーンは今年、9月29日のスプリンターズS(G1、新潟、芝1200m)、11月17日のマイルCS(G1、京都、芝1600m)、12月15日の香港マイル(G1、香港・シャティン競馬場、芝1600m)の3戦して現役を引退し、2003年のシーズンから種牡馬入りする予定。繋養先は社台スタリオンステーション。シンジケート総額は4億5000万円(1株750万円×60株、すでに満口)。血統は父コジーン、母アドマイヤマカディ、母の父ノーザンテースト。

山内調教師通算400勝

 15日の函館競馬第4Rの新馬戦でダンツワンダー(牡2歳)が1着となり、山内研二調教師(53歳、栗東)が89年3月1日の厩舎開業以来、3453戦目でJRA通算400勝を達成した。山内師は今年の桜花賞(アローキャリー)で5度目のG1制覇を遂げており、通算重賞勝利は28勝。

山内師 400勝達成は馬主さんの協力とスタッフの努力のおかげです。記録は特に意識しないで、ひとつひとつ勝ち鞍を積み重ねていきたいです。

三浦騎手JRA100勝

 15日の福島競馬第5R障害未勝利戦でマイネルコンバットに騎乗した三浦堅治騎手(39歳、美浦・フリー)は1着となり、1016戦目でJRA通算100勝を達成した。内訳は障害が784戦92勝、平地232戦8勝。この中には重賞での3勝が含まれる。

後藤騎手は7、6着

 英遠征中の後藤浩輝騎手(28歳、美浦・フリー)が15日、ノッティンガム競馬場で2鞍に騎乗し、第2Rのサファイアアリスで7着(16頭立て)、第5Rのアルシアティで6着(16頭立て)に入線した。14日にはサンダウン競馬場で第5Rに騎乗し、17頭立て14着に終わっている。

清山騎手引退

 清山宏明騎手(34歳、栗東・フリー)が10日付で騎手を引退した。通算成績は2178戦141勝。重賞勝利は93年の高松宮記念(G2)など4勝。引退後は領家厩舎の調教助手に転向する。

サニングデールは函館スプリントSへ

 ファルコンS(G3)を制したサニングデール(牡3歳、栗東・瀬戸口厩舎)、2着のサダムブルースカイ(牡3歳、栗東・中村厩舎)は揃って6月30日の函館スプリントS(函館、G3、芝1200m)に向かう。

テンシノキセキは新潟のアイビスSDへ

 テレビ愛知オープン5着のテンシノキセキ(牝4歳、栗東・橋口厩舎)は前走後、グリーンウッドで調整されている。このあとは8月18日のアイビスサマーダッシュ(新潟、G3、直線芝1000m)に出走の構え。

ビリーヴ短期放牧へ、次走は小倉の準オープン

 テレビ愛知オープンで1番人気に推されながら7着に終わったビリーヴ(牝4歳、栗東・松元茂厩舎)は13日、愛知県のイクタトレーニングファームに短期放牧に出された。次走は7月20日の小倉1600万のハンデ戦、佐世保S(芝1200m)。

マーメイドS出走予定馬

 7月7日に阪神競馬場で行なわれる牝馬限定G3、マーメイドS(芝2000m)は好メンバーになりそう。関西からはギャンブルローズ、グランパドドゥ、スリーローマン、タフネススター、フサイチユーキャン、メジロサンドラ、ヤマカツスズラン、ローズバドらが出走予定。

オンワードセイント、次走は川崎の交流G3

 8日に行なわれたオープン特別のオーロC5着オンワードセイント(牝6歳、美浦・阿部厩舎)の次走は、7月10日に川崎競馬場で行なわれる交流重賞のスパーキングレディーC(G3、ダート1600m)の予定。


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