農林水産省は14日、競馬法施行規則の一部を改正する農林水産省令(平成14年農水省令第45号)を公布した。これにより、7月13日から全国で発売が始まる馬番号3連勝複式勝馬投票法(3連複)は、17頭以上のレースでも発売が可能となる。これまでの施行規則で3連複を発売する場合、16頭以下という頭数制限がついていた。
17頭以上のレースでも3連複馬券を許可する条件として、農水省は、1開催以上の試験発売を実施すること、その際に支障、弊害が認められないこと、多くのファンがこの3連複馬券を希望、支持することという基準を設けており、この基準を満たした場合に、農水相の承認を得て頭数制限が免除される。
JRAは、この3連複馬券を6月15日からの福島競馬で1開催の試験発売(福島競馬場とウインズ新白河のみで発売)を行い、7月13日から全国で導入する(新潟と小倉はフルゲート18頭、函館と札幌は同16頭)。
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