各カテゴリーを通じてのトップは武蔵野Ｓ、ジャパンＣダートを圧勝したクロフネがダートのＭとＩの部門で得た125の評価。芝では３歳Ｌのジャングルポケットと古馬Ｍのエイシンプレストンが123で並んでいる。２歳は朝日杯フューチュリティＳ勝ちのアドマイヤドンの112。

　海外重賞や日本の国際競走に出走して110以上の評価を得た馬はインターナショナルクラシフィケーションに掲載され、その頭数は47となり、昨年を13頭上回った。

◆ドバイワールドカップ(Ｇ１、ダート2000ｍ)
レディバラード、アグネスデジタル、レギュラーメンバー、トゥザヴィクトリー

◆ドバイデューティフリー(Ｇ１、芝1777ｍ)
レギュラーメンバー、アグネスデジタル、ブレイクタイム、トゥザヴィクトリー

◆ドバイシーマクラシック(Ｇ１、芝2400ｍ)
トゥザヴィクトリー、ホットシークレット、ボーンキング

◆ドバイゴールデンシャヒーン(Ｇ１、ダート1200ｍ)
ブロードアピール

◆ＵＡＥダービー(Ｇ２、ダート2000ｍ)
エストレーノ、ハードクリティック

◆ゴドルフィンマイル(Ｇ２、ダート1600ｍ)
レディバラード、アグネスデジタル、マイネルブライアン、ブレイクタイム、ゴールドティアラ、トゥザヴィクトリー

　ただ、日本、シンガポールの２国間には検疫の問題が横たわっており、香港国際競走のようにいかないのが実状。現時点では、ＪＲＡから農水省に対して努力の要請はしているものの、検疫は万全を期すのが省の方針であり、まだ２国間協定がクリアされたわけではない。１月17日が１回目の登録ではあるが、２回目登録の３月14日が実質上の締め切りであり、今後の成り行きが注目される。