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▼上半期JPNクラシフィケーション発表
トップはテイエムオペラオーとFキングプローン

 2000年度上半期のJPNクラシフィケーションがJRAから発表された。JPNクラシフィケーションは競馬主要国の統一された能力指数として一般的なインターナショナルクラシフィケーションと同じ方法によって各馬の能力を評価した数値。
 距離によって、S(スプリント)、M(マイル)、I(インターミディエト)、L(ロング)、E(イクステンディド)の5つに区分され、今回発表された上半期ぶんでは、今年の1月1日から7月13日までに行われたJRAの競走と地方競馬のダートグレード競走が対象とされている。
 トップには天皇賞(春)と宝塚記念を制したテイエムオペラオーと安田記念に勝った香港のフェアリーキングプローンが117で並び、短距離部門では高松宮記念勝ちのキングヘイローがトップ。海外の成績は今回発表の“JPN”では考慮されておらず、ジュライCを勝ったアグネスワールドの評価は111にとどまっている。
 ダート部門ではフェブラリーSのウイングアローが114で首位となっている。4歳芝はダービー馬アグネスフライトが116の評価を得てNHKマイルC勝ちのイーグルカフェに5ポイント差を付けた点が注目される。4歳ダートは大井で行われたこの部門唯一のG1、ジャパンダートダービーに勝ったマイネルコンバットが107でトップとなったが、106には5頭が並んでおり、いまだこの部門の勢力図が混沌としていることを示している。

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▼角田騎手通算500勝

 7月30日(日)の小倉競馬第9Rでスプリングチケットに騎乗して1着となり、今年22勝目をマークした角田晃一騎手(29歳、栗東・渡辺厩舎所属)が、平成元年3月4日のデビュー戦以来4511戦目にしてJRA通算500勝を達成した。主な勝ち鞍はシスタートウショウの桜花賞、ノースフライトの安田記念、マイルCSなどG1 6勝を含む重賞24勝。

 角田騎手 4勝できたうえに、500勝達成という区切りもつけることができ、とてもうれしいです。これからも一生懸命頑張りますので応援してください。

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▼“キングジョージ”は モンジューが圧勝

 7月29日(土)に英国アスコット競馬場で行われたG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝12ハロン)は、昨年の凱旋門賞馬モンジューが力の違いを見せつける内容で圧勝した。これでモンジューは今年に入ってG1 3連勝。このあとは9月の愛チャンピオンSから2連覇の懸かる凱旋門賞に向かい、ジャパンC出走の可能性もあるという。日本から遠征した皐月賞馬エアシャカール(牡4歳、栗東・森厩舎)は、武豊騎乗で後方から進んだが、伸びを欠き5着に終わった。

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▼南井調教師初勝利

 7月30日(日)の函館競馬第2Rでドラマチックタイム(牡4歳)が1着となり、今年3月1日に開業した南井克巳調教師(47歳、栗東)が初勝利を挙げた。

 南井師 同期が皆、勝ってるのでホッとしました。新たなスタートとしてこれからも頑張ります。

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▼サンチェス騎手帰国

 短期免許を取得して騎乗していたフレデリック・サンチェス騎手(25歳、仏)は、7月24日付けで免許取り消しを申請し、同日午後帰国した。フランスの家族の病気のため。予定を3週間早めての帰国となった。

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▼蛯名騎手が出場

 蛯名正義騎手が、ブルースクエア・シャーガーC(8月12日、英アスコット)に、デットーリ、エデリーらとともに出場することになった。これは、世界の騎手12人が2チームに分かれて腕を競う対抗戦。なお、蛯名騎手は27日、米サラトガ競馬場第6Rダート5.5ハロン戦でグランマルーに騎乗して1着となり、今回の米国遠征で4勝目を挙げている。

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▼藤原騎手が骨折

 藤原英幸騎手(30歳、美浦・フリー)は7月28日、函館競馬場での調教中に落馬。診察の結果、第1腰椎圧迫骨折、左肋骨骨折の重傷と分かり、函館市内の病院に入院した。

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