ニュースぷらざ


◆Topics



外国産馬にクラシックを開放へ

 4歳クラシックおよび春秋の天皇賞に外国産馬が出走できることとなった。これはJRAが21日に東京港区の城山事務所で行った記者会見の席上発表された来年度からの国際化5カ年計画概要により明らかとなったもの。
 今回発表された国際化計画によると、まず春秋の天皇賞が平成12年に限定開放され、13年にはダービーと菊花賞への外国産馬の出走が可能となる。その後は14年に皐月賞、15年オークス、16年桜花賞と、次々に門戸が開かれる予定。各レースとも外国産馬のために2頭の特別出走枠を設ける。出走権決定の方法については、 (1)GI実績、(2)ステップレースの優勝馬、(3)収得賞金順となる模様だ。
 生産者サイドも、不況をかこつ生産界にとって大きな痛手ではあるが、ファンのニーズに応え、競馬発展のためには譲歩も必要との判断から、2頭の特別出走枠を設けることで歩み寄り、JRAとの意見の合意をみたもの。なお、この件に関しては「北海道あんなこんなワイド」を参照のこと。

▲Go to TOP



シンコウウインディ引退

 シンコウウインディ(牡7歳、美浦・田中清厩舎)の引退が決まった。今後は北海道門別のシンコウファームで種牡馬入りする。通算成績は17戦5勝。平成9年のフェブラリーSのほか、ユニコーンS、平安Sを勝った。


▲Go to TOP



エアデジャヴー繁殖へ

 昨年のオークス2着馬エアデジャヴー(牝5歳、美浦・伊藤正厩舎)が現役を引退し、北海道千歳の社台ファームで繁殖入りすることになった。通算13戦2勝。主な勝ち鞍はクイーンS。

▲Go to TOP



JC予備登録馬は53頭

 11月28日に行われる第19回ジャパンC(東京、GI、芝2400m)の予備登録馬が21日、JRAから発表された。今年は8カ国から53頭が予備登録を行っており、この中には凱旋門賞馬モンジュー、キングジョージの覇者ダイラミ、仏愛ダービー馬ドリームウェル、英ダービー馬ハイライズなどの名がある。選出馬決定は28日。

▲Go to TOP



M・ロバーツ騎手5度目の短期免許取得

 英国のマイケル・ロバーツ騎手が短期免許を取得し、先週の東京競馬から騎乗を開始した。ロバーツ騎手は5年連続5度目の短期免許取得。平成11年10月21日から平成12年1月20日まで。身元引き受けは和田孝弘シンボリ牧場社長と境征勝調教師。

▲Go to TOP



福永騎手フランスへ

 福永祐一騎手(22歳、栗東・北橋厩舎所属)が10月28日(木)〜11月2日(火)にフランスに出張する。10月31日(日)にサンクルー競馬場でクリテリウム・ド・サンクルー競走(3歳、GI、芝2000m)に騎乗する予定。

▲Go to TOP



渡邊氏がランセル賞受賞

 エルコンドルパサーのオーナー渡邊隆氏が、フランスで年間を通じて最も活躍した競馬関係者を表彰するランセルゴールド賞(平地部門)を受賞、17日に仏ドーヴィルのカジノで行われた授賞式に出席し、主催のランセル社から金の盾が贈られた。

▲Go to TOP



酒井学騎手全治1カ月

 22日のプール調教中に馬が暴れて負傷し、23、24日の京都競馬ですべて乗り替わりとなった酒井学騎手(19歳、栗東・二分厩舎所属)は左大腿部皮下血腫、左大腿四頭筋挫傷と診断された。1カ月程度の加療を要する見込み。

▲Go to TOP



マイネルバイエルン急死

 マイネルバイエルン(牡4歳、美浦・堀井厩舎)が16日、心臓マヒで急死した。同馬はセントライト記念3着後に骨折が判明し、北海道静内にあるビッグレッドファームで休養中だった。

▲Go to TOP



香港国際競走JRA登録馬

 12月12日(日)に香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走の登録が20日正午に締め切られ、JRA所属馬が次の通り登録を行った。本年度から新設された香港スプリントの登録はなし。外国招待馬と補欠馬の選考結果は11月10日(水)に香港ジョッキークラブより発表される。
◇香港国際カップ(国際GI、芝2000m)エアジハード、クリスザブレイヴ、ファレノプシス、プロモーション、ミッドナイトベット
◇香港国際マイル(国際GII、芝1600m)エアジハード、シンボリインディ、シンボリフェザード、ファレノプシス、ブラックホーク、ミッドナイトベット、ロイヤルスズカ
◇香港国際ヴァーズ(国際GII、芝2400m)アラバンサ、スエヒロコマンダー、プロモーション、ローゼンカバリー

▲Go to TOP



▼デヘアをJBBAが導入

 JBBA日本軽種馬協会は93年の米3歳牡馬チャンピオンに輝いたデヘア(9歳、父デピュティミニスター)を900万ドル(約9億6000万円)で購入した。本馬は米国で9戦6勝。シャンペンS(GI)、ホープフルS(GI)など重賞4勝。95年に種牡馬となりローレル・フューチュリティー(GIII)のミリオンズ、日本でもマル外カフェリビエラなどを輩出している。来春から同協会静内種馬場で繋養される。種付け料は260万円(税別)。

▲Go to TOP



▼英国ダービー馬オース日本で種牡馬に

 今年の英国ダービー馬オース(牡4歳、父フェアリーキング)が現役を引退、来春から日本で種牡馬となることになった。購買価格は700万ドル(約7億4000万円)。シンジケート総額は11億4000万円(1株1900万円×60株)。繋養先は新冠町の優駿スタリオンステーション。オースの競走成績は7戦3勝。本馬はダービー制覇後、キングジョージY世&クイーンエリザベスSのレース中に故障。再起を目指していた。英国ダービー馬の日本導入は17頭目。

▲Go to TOP



コンサイナー研究会開催

 (社)競走馬育成協会主催のコンサイナー研究会が20日、静内町の北海道市場で行われた。欧米の市場に於いて競走馬の取引に際し大きな成果を挙げているコンサイナー(セリ馴致代行業)事情について高橋力氏(ダーレースタッドM.C.L)、下河辺行雄氏(下河辺牧場)、吉田直哉氏(吉田牧場)、白銀利徳氏(HBA)が講演した。欧米でコンサイナーが重要視された背景や近年、多様化された日本の市場の中でコンサイナーにどのような役割を期待するかなどが議論される中で「日本におけるコンサイナー像」を研究した。

▲Go to TOP



新刊プレゼント「血統クラシックロード」99年秋号

 平成11年9月5日までに中央競馬を勝ち上がった4歳以上の現役登録馬全頭、3,042頭に関して、久米裕のI理論による血統評価を掲載した「血統クラシックロード」99年秋号(発行所(株)東洋書林、定価2,500円+税)が、(有)アイケーよりファン20名の方にプレゼントされます。

▲Go to TOP



セイウンスカイのテレカプレゼント

 8月22日、札幌競馬場で行われた第33回札幌記念(GII)を制したセイウンスカイ(牡5歳、美浦・保田厩舎)の優勝記念テレカが西山茂行オーナーのご厚意でファン10名の方にプレゼントされます。
 上記プレゼント希望の方は希望種類を明記のうえ、ハガキで下記宛先まで。応募は1名1枚。10月30日(土)消印まで有効。


〒520−3047 滋賀県栗太郡栗東町手原2丁目6番6号
ケイバブック編集局

▲Go to TOP

 

目次へ戻る

(C) 1999 NEC Interchannel,Ltd./ケイバブック