左が今回の別定の斤量。真ん中が私がつけたハンデ。右が斤量差です。このレース、牝馬限定戦で、５歳が51kgから、６歳以上が52kgから、５歳1100万ごと、６歳が1400万ごと、７歳以上が1700万ごと１kg増という別定のため、全体的に軽い斤量になっていて、大きな差は出ませんが、斤量差が０のダンツプリンセス、テンザンストーム、ホッコービューティの３頭が狙い目ということになります。もう１頭、エガオヲミセテはハンデを54kgにしましたが、前走の勝ちっぷりなら55kgの可能性も十分。これも加えたいと思います。

　今週はダートＧIのフェブラリーＳがあります。このレースは、キョウエイマーチに注目してください。このキョウエイマーチ、ダートはデビュー戦と３戦目だけですが、初戦が２着馬に1.7秒の大差。２着がその後ダートで５勝を挙げ、現準オープンのエリモシテンオー、３着が一昨年の菊花賞馬マチカネフクキタルというのだから、凄い中身です。３戦目は２着馬に10馬身差。それも終始持ったままの大楽勝でした。ヒョッとしたら、キョウエイマーチという馬、桁違いのダート巧者かも知れません。距離もベストの1600m。ダートの方がいい馬に混じって、スタート直後が走り慣れた芝というのも大きな味方になりそうです。そう人気はしないと思います。是非１票を。

（競馬ブック関西デスク・井戸本征彦）