▼蛯名騎手がJRA通算700勝達成 蛯名正義騎手(29歳、美浦・フリー)が、9日の中山競馬第2Rでディアブロナカヤマに騎乗して1着となり、昭和62年のデビュー以来13年目でJRA通算700勝を達成した。これはJRA史上29人目、現役では14人目。天皇賞(秋)、ジャパンカップでのGI2勝を含め、重賞では29勝している。 蛯名騎手 このレースでは人気の馬に騎乗していましたから勝ちたかった、といったところ。700勝達成は全く意識していませんでした。改めて言われて、700勝までよく勝てたな、という気持ちです。今年の競馬も始まったばかりなので一鞍一鞍大事に乗って、いい競馬をしたいですね。今年の目標は、一年間休まないで競馬に出ることです。 |
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▼野元調教師300勝 伊藤伸調教師は開業初勝利 10日の京都競馬第7Rでエイシンヒューロンが1着となり、野元昭調教師はJRA通算300勝を達成した。また、9日の京都7Rではボヘミアンカバリエが1着、伊藤伸一調教師が開業12戦目で初勝利をマークしている。 |
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▼トウカイナンバー骨折 小倉3歳S、デ杯3歳Sで上位入線したトウカイナンバー(牡4歳、栗東・松元省厩舎)はシンザン記念に出走予定だったが、1月7日の追い切りの後に左トモを骨折し、競走能力を喪失した。 |
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▼ランニングゲイル骨折 京都金杯で9着に敗れたランニングゲイル(牡6歳、栗東・加用厩舎)はレース中に左トモの管骨を骨折していたことが判明し、全治1年と診断された。6日に手術を施されたが、かなりの重症で再起は難しそう。 |
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▼千田騎手アメリカで1着 アメリカに遠征中の千田輝彦騎手(29歳、栗東・フリー)が1月6日の4歳未勝利戦で1着となった。武豊騎手は2日、6日に騎乗して7、8着に終わっている。 |
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▼馬事文化賞決まる JRA賞馬事文化賞選考委員会は8日、98年度馬事文化賞を「競馬の血統学」の著者、吉沢譲治氏と「カドルノワール・ド・ソミュール」日本公演を行ったフランス国立馬術学校に贈ることを決めた。 |
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▼シーキングザパール 米GIサンタモニカH挑戦 昨年夏に仏GTモーリスドギース賞を制したシーキングザパール(牝6歳、栗東・森厩舎)が今度は1月23日にアメリカのサンタアニタ競馬場で行われるサンタモニカH(5歳以上牝、GI、ダート1400m)に出走することが9日、JRAの発表で明らかとなった。同馬は13日に美浦トレセンの国際検疫厩舎に入厩し、14日〜18日の5日間の検疫を終えたあと19日のJAL6086便(22時30分発)で出国する。帰国は28日の予定。 |
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▼エアグルーヴ 京都で引退式 昨年の有馬記念を最後に現役を退いて繁殖入りするエアグルーヴ(牝7歳)の引退式が1月10日の昼、京都競馬場で行われた。秋の天皇賞制覇時のゼッケン12を着け、武豊騎手を背に走る姿は現役時と変わらず元気一杯。12日に北海道に出発し、初年度はサンデーサイレンスと交配する予定。 |
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▼メイセイオペラがフェブラリーSに出走 31日のフェブラリーS(GI、東京、ダート1600m)に、地方からメイセイオペラ(牡6歳、岩手・佐々木修厩舎)が参戦することになった。同馬は昨年、アブクマポーロ、タイキシャーロックらを破り、GIマイルチャンピオンシップ南部杯で優勝している。 |
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▼交通渋滞で馬運車未到着 笠松の2頭が出走取消に 1月10日の京都競馬に参戦する予定だった笠松所属のロードアルコ(牡4歳、鈴木良厩舎、第9R)、フジノモンスター(牡5歳、中山厩舎、第11R)は雪害による交通渋滞の影響により、馬運車到着の見込みがたたないため、出走取消となった。 |
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▼荻野騎手骨折判明 1月5日の京都競馬第8Rで落馬負傷した荻野要騎手(19歳、栗東・増本厩舎所属)はその後の診断で第7、8、9胸椎圧迫骨折(背骨の一部で肺の後ろ)、胸部打撲が明らかとなった。1月5日付けで発表された加療期間(3週間)より長くなる見込み。 |
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▼2度とないチャンス!!ロバーツ騎手と南アフリカへ 朝日杯3歳Sを制して年末に帰国したマイケル・ロバーツ騎手(44歳)が、夏真っ盛りの故郷、南アフリカに日本のファンを招くスペシャルツアーが企画されている。ツアーは成田及び関空を1月31日に出発、香港経由で2月9日帰国の8泊10日。ロバーツの案内でダーバンのトレーニングセンターや種馬場などを見学し、私邸を訪問。ケープタウンではロバーツ騎手も参戦予定の同国最大の競馬イベント、J&Bメットを観戦。この他にも動物保護区でのナイトサファリや喜望峰観光など豪華で盛りだくさんの内容となっている。ツアー費用は73万8000円から。問い合わせはトラベルホスト(株)=電話03−3591−0401=まで。 |
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