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▼平成10年度厩舎関係表彰者決まる

 JRAは4日、平成10年度厩舎関係者表彰受賞者を発表した。騎手部門では、昨年に続いて武豊騎手が勝利度数、勝率、賞金獲得の3部門を独占してトップとなり、調教師部門では、藤沢和雄調教師が最多勝利、最多賞金獲得の2部門を制している。また、制裁点数ゼロ(30勝以上)の騎手が対象となる特別模範騎手賞は該当者がなかった。表彰式は、関東が1月20日に美浦厚生会館で、関西が1月13日にロイヤルオークホテルで行われる。
最多勝利調教師賞   藤沢和雄(58勝)
最高勝率調教師賞   伊藤雄二(0.2513)
最多賞金獲得調教師賞   藤沢和雄(13億633万1000円)
優秀調教師賞 関東 (1)藤沢和雄(2)二ノ宮敬宇(3)河野通文(4)松山康久(5)尾形充弘
  関西 (1)橋田満(2)伊藤雄二(3)池江泰郎(4)山内研二(5)白井寿昭
優秀騎手賞 勝利度数 (1)武豊(181)(2)蛯名正義(3)柴田善臣(4)横山典弘(5)岡部幸雄
  勝率 (1)武豊.220(2)O.ペリエ(3)蛯名正義(4)岡部幸雄(5)横山典弘
  賞金獲得 (1)武豊(41億59万2000円)(2)蛯名正義(3)横山典弘(4)岡部幸雄(5)河内洋
優秀障害騎手賞   (1)田中剛(13勝)(2)西谷誠、林満明
最多勝利新人騎手賞   池添謙一(38勝)
フェアプレー賞 関東 横山典弘、岡部幸雄、的場均、菊沢隆徳、江田照男
  関西 松永幹夫、河内洋、藤田伸二、高橋亮、南井克巳、太宰啓介、O.ペリエ、武幸四郎、和田竜二
優秀厩舎スタッフ賞 関東 (1)藤沢和雄厩舎スタッフ(2)二ノ宮敬宇(3)河野通文(4)松山康久(5)尾形充弘
  関西 (1)橋田満厩舎スタッフ(2)伊藤雄二(3)池江泰郎(4)山内研二(5)白井寿昭
優秀調教助手賞 関東 宗像照男(古山厩舎)
高島克次(諏訪厩舎)
  関西 鹿戸幸男(鹿戸明厩舎)
高尾武士(領家厩舎)
優秀厩務員賞 関東 坂本久男(吉永正厩舎)、高橋健(高橋裕)、白石勝三(野平)、情野武三(小西一)、佐竹清康(野平)、岡本健一(高橋裕)、大倉保美(境征)、佐藤長(石毛)、後澤綱義(奥平)、藤田峰三(平井)
  関西 小国清(大根田厩舎)、竹内武夫(島崎)、井藤清(武宏)、田中転(高橋成)、竹井勝(坪憲)、福岡朝治(鶴留)、小林一馬(中村好)、池平忠(二分)、阿南義明(野元)、阿多貞美(柳田)

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◇新刊プレゼント「競馬のない日はこの本を読もう」

 ともすると競馬はギャンブルというイメージでしか見られないことが多い日本の競馬界において“馬の本”を一貫してとりあげ、批評することによって競馬文化を検証し、競馬文化向上を試みた一冊。その書評は競馬に関する本にとどまらず、古典、民俗学、旅行記、専門書などにおよび、軽妙、洒脱でありながら奥深い“馬の本のガイドブック”「競馬のない日はこの本を読もう」(立川末広著、定価1600円+税)が発行元の夏目書房より、ファン10名の方にプレゼントされます。ご希望の方はハガキで下記宛先まで。応募は1名1枚。1月11日(月)の消印まで有効。
〒520−3047 滋賀県栗太郡栗東町手原2丁目6番6号
     ケイバブック編集局


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▼蛯名騎手に東京競馬記者クラブ賞

 平成10年度東京競馬記者クラブ賞は蛯名正義騎手(29歳、美浦・フリー)に決まった。自己最多の136勝を挙げて初の関東リーディングジョッキーに輝いたことや、エルコンドルパサーによるジャパンCを含む重賞14勝、JRA新記録となる年間騎乗回数777回達成などが評価された。

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▼関西競馬記者クラブ賞は橋田調教師に

 関西競馬記者クラブは、サイレンススズカなどで関西最多となる年間重賞10勝を挙げた橋田満調教師に平成10年度の同クラブ賞を贈ることを決定した。また、関西新人騎手賞は、重賞を含めて38勝をマーク、関西リーディングで12位となった池添謙一騎手(19歳、栗東・鶴留厩舎所属)に贈られる。

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英国のサンダース騎手短期免許を取得

 英国のセバスチャン・サンダース騎手(27歳)が1月1日付けで3カ月の短期免許を取得し、5日の中山競馬から騎乗を開始した。有効期限は3月31日まで。身元引受調教師は和田正道調教師、身元引受馬主は吉田勝己氏。

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▼ペリエ騎手は5年連続

 オリビエ・ペリエ騎手(25歳)が今年も3カ月の短期免許を取得し、関西エリアを中心に騎乗を開始した。1月1日から2月28日まで(平成11年度中なら他の時期でも残り1カ月騎乗可)。ペリエ騎手の短期免許取得は5年連続5回目となる。

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▼グラスワンダーの次走は中山記念

 昨年の有馬記念を制したグラスワンダー(牡5歳、美浦・尾形厩舎)の今年緒戦が、3月14日(日)に中山競馬場で行われる中山記念(GII、芝1800m)と決まった。海外遠征のプランも持ち上がったが、今年は国内戦に専念する。春は4戦を予定しており、最大目標を宝塚記念においている。

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▼エアグルーヴ 10日に京都で引退式

 有馬記念を最後に現役を退くエアグルーヴ(牝7歳、栗東・伊藤雄厩舎)の引退式が1月10日(日)の昼に京都競馬場で行われる。通算成績は19戦9勝。主な勝ち鞍は秋の天皇賞、オークスのGIを含む重賞7勝。

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▼デュークグランプリ引退 今春から種牡馬へ

 ダート長距離の重賞で活躍したデュークグランプリ(牡9歳、美浦・小西一厩舎)の引退、種牡馬入りが決まった。繋養先は北海道の静内スタリオンステーション。種付け料は50万円(受胎確認後)。通算26戦9勝。ダイオライト記念、武蔵野S、ブリーダーズゴールドC、東海菊花賞に勝った。

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▼京都競馬で5人が落馬 荻野、酒井学騎手負傷

 1月5日の京都競馬第8Rで荻野騎手騎乗のウイニングアリダーが1コーナーで内側に斜行してきた塩村騎手騎乗のリトルハーモニーに触れて転倒し、酒井学、四位、池添、岸騎手が次々と落馬するアクシデントがあった。岸、四位、池添騎手には異状がなかったが、酒井学騎手は左膝内側々副靱帯損傷、左膝・左足・頚部打撲(約2カ月の加療)、荻野騎手は左気胸、右肺挫傷、左肘・膝挫傷、頚部捻挫、頭部外傷(約3週間の入院加療)の診断を受け、蘇生会病院(京都市伏見区)に入院した。

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▼前回GI勝ち馬当てクイズ当選者

 前回の勝ち馬スプリンターズSはマイネルラヴ、有馬記念はグラスワンダーでした。応募総数は2076通。スプリンターズSでは一本人気のタイキシャトルが、また有馬記念でもセイウンスカイ、エアグルーヴといった人気馬が敗れたこともあって、両レースの正解者はスーパーポケットたんぱを希望された下村喜市(北海道)様1名でした。今回は正解者が少なかったので、どちらかの正解者の中から抽選で100名の方にテレホンカードをお送りいたします。

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