ニュースぷらざ


◆Topics



▼武豊騎手年間最多勝記録更新!

 12月26日(土)の阪神競馬メイン・ラジオたんぱ杯でアドマイヤベガに騎乗して1着となった武豊騎手(29歳、栗東・フリー)は、平成10年の勝ち鞍が169勝となり、前年に自身が樹立したJRA年間最多勝利記録(168)を更新した。JRAの年間重賞勝利は22勝。10月24日のデイリー杯3歳Sで20勝目を挙げ、こちらは、すでに前年記録したJRA年間最多勝利記録(19)を塗り替えている。

 武豊騎手 年間最多勝を重賞で飾れて良かったです。フランス遠征や騎乗停止があったことを考えればよく勝てたと思います。騎乗できない間も関係者の方々が馬をいい状態で用意して待ってくださったおかげで達成できた数字ですから、本当にうれしいです。

▲Go to TOP



コウエイロマン放牧へ

 12月26日に行われたフェアリーS(GIII、中山、芝1200m)に出走予定だったコウエイロマン(牝4歳、栗東・橋口厩舎)は21日にジンマシンを発症し、翌22日は普段通りにコースで乗ったものの、夜のカイ食いが良くなかったため、大事をとって同レースを回避した。春に備え、23日に鹿児島県の伊東牧場に放牧に出ている。


▲Go to TOP



▼藤沢和調教師がリーディングトレーナー

 平成10年度JRA及び関東リーディングトレーナーは、57勝(海外含むと58勝)をマークした藤沢和雄調教師に決まった。5度目のJRAリーディングトレーナー(関東首位は7回目)。4年連続での東西首位は、昭和52〜55年の伊藤修司調教師以来。また、藤沢和調教師の50勝突破は4年連続。
 一方、関西では、伊藤雄二調教師が47勝(地方分含むと49勝)で7度目の関西リーディングトレーナーに輝いている。

▲Go to TOP



▼四位騎手通算400勝

 12月27日(日)の阪神競馬第7Rでエリモシェーバーに騎乗して1着となった四位洋文騎手(26歳、栗東・フリー)が、平成3年3月2日のデビュー戦以来3487戦目でJRA通算400勝を達成した。通算重賞は15勝。GI勝利は皐月賞、エ女王杯、高松宮記念。

▲Go to TOP



橋田調教師が関西最多の年間重賞10勝

 12月26日のラジオたんぱ杯(GIII)を制した橋田満調教師(46歳、栗東)が関西最多の年間重賞10勝を記録した。10勝には宝塚記念、朝日杯3歳SのGIが含まれている。JRAの年間重賞最多勝は13勝(藤沢和雄調教師、平成9年)。

▲Go to TOP



▼テンジンショウグンが警視庁の騎馬隊に

 日経賞21万円馬券の立役者となったテンジンショウグン(牡10歳)の警視庁第2交通機動隊・騎馬隊入隊がこのほど決まった。同馬は引退後、水野馬事センターで放牧中だったが、12月26日に東京の馬事公苑へ移動している。

▲Go to TOP



▼サイレンススズカ追悼式

 11月1日の秋の天皇賞のレース中に骨折し安楽死となったサイレンススズカの追悼式が23日、生まれ故郷の平取町・稲原牧場で行われた。


「追悼式のお礼」
 亡き愛馬サイレンススズカの追悼式は、十二月二十三日彼の生まれ故郷、北海道は平取町、稲原牧場内に新しく建立された墓碑の前で、しめやかに取り行われました。当初は寒中でもあり、関係者だけでと考えていましたが、地元をはじめ、全国から多くのファンの方々に参列していただき、又、中央競馬会をはじめ、武豊騎手(二十一日参拝、メッセージ代読)、南井騎手等の競馬関係者と、多数の報道関係者のご参列をいただき、式典を一層華やかに盛り上げていただきました。特別記帳をしていただいた方は、1万3000人余となり、立派な追悼供養ができたと思っています。サイレンススズカは、大観衆の声援を背中に受けて走ることが大好きでした。彼はこれらの大声援を感じながら、一生懸命走ってくれました。ここ誕生の地で、こんなにも多くの皆さんに見守られて法要ができましたことを、さぞかし嬉こんでくれていると思います。やっと「たてがみ」を下ろすことができました。安楽かに眠ってください。そして「サイレンススズカにもう一度会いたい!」と言ってくれるファンの熱意に答えて、さらに強い競走馬をターフに送り出し、果たせなかった彼の夢を実現させてやることが、何よりの供養と考えています。皆様本当にありがとうございました。今後とも暖かいご声援と、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

(馬主・永井啓弐 生産者・稲原一美 調教師・橋田満)

▲Go to TOP



目次へ戻る

(C) 1997 NEC Interchannel,Ltd./ケイバブック