▼武豊騎手実効6日間の騎乗停止 ワールドスーパーJSはセーフ 11月7日の京都競馬第3Rの新馬戦でアドマイヤベガに騎乗した武豊騎手(29歳、栗東・フリー)は最後の直線走路で急に内側に斜行し、フロンタルアタックの進路を妨害したため、第4着に降着となった。これにより、11月14日から11月29日まで騎乗停止(実効6日間)となり、この後、エリザベス女王杯(15日)、ジャパンカップ(29日)と予定されているエアグルーヴにも騎乗できなくなった。なお、12月5日、6日に阪神競馬場で行われるワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場は可能。 武騎手の最近の降着・失格例は平成4年7月4日の第2回中京5日目4Rでシクレノンディアナに騎乗した際のスタート後の内斜によるもの。海外では、平成6年10月2日、フランスでエリンバードに騎乗して降着になっている。 |
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▼サンダーガルチ 日本にシャトル 95年の米2冠馬サンダーガルチ(7歳、父ガルチ)が来春、日本でシャトル供用されることになった。本馬は米国で3・4歳時、16戦9勝。ケンタッキーダービー(GI)、ベルモントS(GI)などGIを4勝し、米4歳牡馬チャンピオンに選出された。半弟にはバトルラインがいる。96年に米国で種牡馬入りし、現在は豪州のクールモアスタッドにシャトルされている。日本での繋養地は浦河町のイーストスタッド。種付け料は600万円(申込金100万、受胎確認後残金支払い)の予定。 |
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▼JC招待馬6頭決まる 29日の第18回ジャパンC(GI、芝2400m)の外国招待馬6頭が決まった。決定したのは北米のバックスボーイ、チーフベアハート、リバーベイ、欧州のカイタノ、フラグラントミックス、フェイスフルサン。なお、外国枠は10頭。 |
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▼富士Sにムシェア出走 11月28日に東京競馬場で行われる富士S(GIII、芝1400m)に、英国のムシェア(牡5歳)が出走することになった。他の外国馬は辞退したために同レースに出走する外国馬はこの1頭だけ。 |
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▼テキサスは年内休養へ 右前骨瘤発症のために天皇賞出走を断念したダイワテキサス(牡6歳、美浦・増沢厩舎)は、暮れの有馬記念出走も回避。年内は休養にあて、復帰は来春となる模様だ。同馬は現在、北海道静内の千代田牧場で放牧中。 |
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▼◇新刊プレゼント「新・ウマ家の謎」 おなじみの井崎脩五郎・須田鷹雄の爆笑コンビが、メジロ、サクラなどの冠号軍団を人間の“鈴木家”“山田家”などのようにひとつの家族に見立てて、その傾向を分析する“ウマ家(け)”研究の新作「新・ウマ家の謎」(定価1200円+税)が発行元の(株)ザ・マサダより、ファン5名の方にプレゼントされます。ご希望の方はハガキで下記宛先まで。応募は1名1枚。応募者多数の場合は抽選。11月14日(土)消印まで有効。
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▼佐山調教師通算300勝 11月7日の京都競馬第5Rでロングフォーウィン(牡4歳)が1着となり、佐山優調教師(55歳、栗東)が、昭和59年3月1日の開業以来3281戦目でJRA通算300勝を達成した。主な勝ち鞍はヒシアケボノのスプリンターズS(GI)を含む重賞15勝。 |
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▼田中耕調教師も300勝 11月8日の京都競馬第4Rでダイシンシルビア(牝3歳)が1着となり、田中耕太郎調教師(58歳、栗東)が、昭和53年7月1日の開業以来2952戦目でJRA通算300勝を達成した。今年はマーメイドS、朝日CCのGIII勝ちがあり、通算重賞は7勝。 |
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▼コマンドスズカ 左前球節炎で菊花賞回避 菊花賞に出走予定だったコマンドスズカ(牡4歳、栗東・橋田厩舎)は左前球節炎が判明したため、同レースを回避した。 |
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▼田中剛騎手騎乗停止 田中剛騎手(37歳、美浦・フリー)が先週の7、8日、騎乗停止となった。これは、3日の新潟での交流戦において負担重量超過のために騎乗できず、公営新潟競馬から3日間の騎乗停止処分(11月4、7、8日)を受けたため。 |
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▼再騎乗ゴールも失格 7日の東京第5R障害400万戦で、レディーリベロは2周目第4コーナーで転倒し、騎手は落馬。同馬はその後、岡富騎手が再騎乗してゴールまで到達したが、スタートしてから7分を経過(8分25秒で到達)していたため、競馬施行規程第108条の(6)により、失格となった。 |
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