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▼ジャパンC外国選出馬10頭決まる

  JRAは10月29日、第18回ジャパンカップ(11月29日、GT、芝2400メートル、東京)の外国選出馬10頭を発表した。今後は選出馬の出走意志を確認しながら出走馬を決定するが、選出馬の中にはBCターフ出走予定馬も含まれており、出走馬確定までにはもう少し時間が掛かる見込みだ。今回発表された選出馬および補欠馬は次の通り。

◇欧州地区(4頭)
 スウェイン(英)
 デイラミ(英)
 ドリームウェル(仏)
 フェイスフルサン(英)

◇北米地区(4頭)
 アンティマーム(米)
 チーフベアハート(加)
 バックスボーイ(米)
 リバーベイ(米)

◇オセアニア(2頭)
 カタランオープニング(豪)
 マイトアンドパワー(豪)

<補欠馬>
欧州…カイタノ、フラグラントミックス、ルソー、リムノス。
北米…マックスジーン、ストームトルーパー、ボナパーティスト、ケテワヨ。

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サイレンススズカ不運 天皇賞で骨折、予後不良に

 11月1日に東京競馬場で行われた秋の天皇賞で単勝1.2倍の圧倒的支持を集めたサイレンススズカ(牡5歳、栗東・橋田厩舎)は左前脚に故障を発生したため、4コーナーで競走を中止した。その後の診断で左手根骨粉砕骨折が判明、安楽死の処置が取られている。
 同馬の通算成績は15戦9勝、2着1回。クラシックレースに出走したのはダービー(9着)だけで、4歳時は重賞タイトルに手が届かなかったが、5歳になった今年2月のバレンタインSから快進撃が始まり、中山記念(GU)、小倉大賞典(GV)、金鯱賞(GU)、宝塚記念(GT)、毎日王冠(GU)と6連勝中だった。


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▼コウエイロマン次走は阪神3歳牝馬S

 小倉3歳Sで無敗の3連勝を飾ったコウエイロマン(牝3歳、栗東、橋口厩舎)はファンタジーSを目指して乗り込まれていたが、同レースを回避して12月6日の阪神3歳牝馬S一本に目標を絞って調整されることになった。
 橋口師 21日の調教後、歩様の一、二完歩目が思わしくなかったんです。レントゲンを撮っても何ともなかったし、翌日に運動をしても大丈夫でしたが、その週一杯は坂路入りせず、厩舎の周りの運動だけにとどめたので、調整面を考えてファンタジーは見送りました。27日からは元気に坂路で乗っています。

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▼グランスクセー菊花賞回避

 セントライト記念4着のグランスクセー(牡4歳、美浦・浅野厩舎)は栗東トレセンに入厩して菊花賞に向けての調整を進めていたが、トモに疲れが出たため、同レースを回避することになった。

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ヤマニンハイパー死亡

 やまゆりSの勝ち馬で、菊花賞を目指していたヤマニンハイパー(牡4歳、栗東・池江厩舎)は、喉頭蓋エントラップメント(気管の入口にある喉頭蓋をその根元にある粘膜組織が覆う疾患)が判明して10月23日に手術を受けたが、26日、容態が悪化して死亡した。

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▼ロンドンブリッジ繁殖へ

 桜花賞2着馬のロンドンブリッジ(牝4歳、栗東・中尾謙厩舎)は、放牧先から帰厩して調整されていたが、左前屈腱炎が判明したため、現役を引退して繁殖入りすることになった。通算成績は6戦3勝。主な勝ち鞍はファンタジーS(GV)。
 中尾謙師 坂路で15−15の調教を始めた矢先の出来事。残念ですが、惜しまれる時期に引退するのもひとつの選択肢ですし、10月25日には生まれ故郷の下河辺牧場へ戻しました。初年度はブライアンズタイムと交配させる予定。今後は繁殖牝馬として期待します。

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▼メジロデュレ京都でお披露目

 86年の菊花賞馬メジロデュレンの展示が京都競馬場のパドックにて行われる。日時は11月7日(土)の11:40〜12:10、11月8日(日)の11:20〜11:50。

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▼町田騎手が引退

 町田義一騎手(28歳、美浦・田村康厩舎所属)が10月31日付けで現役騎手を引退した。通算926戦50勝。今後は田村康厩舎で調教助手になる予定。

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▼マイルCS外国馬辞退

 マイルチャンピオンシップに登録のあった外国馬フライトゥーザスターズ(英)、ワキーナオ(独)は、ともに参加辞退を表明した。このため、マイルCSへの外国馬出走はなくなった。

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▼タイキリメンバー放牧へ

 右前屈腱炎のためデイリー杯3歳Sの出走を取り消したタイキリメンバー(牡3歳、栗東・西園厩舎)は10月28日のエコー検査の結果、早く治療に専念した方がいいと判断されたため、11月4日に放牧に出されることになった。

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