▼シャトル遠征せず、国内戦に専念 11月7日に米チャーチルダウンズ競馬場で行われるBCマイルに出走を予定していたタイキシャトル(牡5歳、美浦・藤沢和厩舎)は、遠征をとりやめて国内戦に専念することになった。藤沢和調教師は関係者と協議の上で回避を決定し、5日に正式に発表した。 仏GIジャック・ル・マロワ賞を制してタイキシャトルが帰国したのは8月24日。しかし、その後の3週間にも及んだ着地検疫の間に思うような調整が行えず、再度の遠征までには国内での調教日数が足りないために万全の態勢で臨むのは難しいとの判断から、今回の渡米断念となったもの。同馬は今後、マイルチャンピオンシップ(11月22日、GI、京都、芝1600m)に向けて調整が行われる。 |
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▼香港国際競走に20頭登録馬 12月13日に香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走に次の20頭の日本馬が登録した。 ◇香港国際カップ(芝1800m)スガノオージ、サイレンススズカ、スノーエンデバー、サクラエキスパート、ミッドナイトベット ◇香港国際ボウル(芝1400m)シャドウクリーク、タイキマーシャル、プレストシンボリ、シンボリフェザード、エイシンバーリン、ロイヤルスズカ、ドージマムテキ、ファイアーマリオ、ダンディコマンド、マックスキャンドゥ、オースミタイクーン ◇香港国際ヴァーズ(芝2400m)ローゼンカバリー、ゴーイングスズカ、スノーボンバー、アラバンサ |
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▼マイルチャンピオンS 外国馬2頭が予備登録 11月22日のマイルチャンピオンS(GI、京都、芝1600m)にフライトゥーザスターズ(牡5歳、イギリス)、ワキーナオ(牡6歳、ドイツ)が予備登録を済ませた。 |
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▼三浦騎手が仏で勝利 フランス遠征中の三浦堅治騎手(35歳、美浦・フリー)が6日、アンギャン競馬場の第6R、障害のシャラント賞(20頭立て、芝3500m)でポピーデューに騎乗して1着となった |
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▼柴田善騎手がJRA通算800勝 11日の東京競馬第2Rで柴田善臣騎手(32歳、美浦・フリー)はフューチャアイドルに騎乗して1着となり、JRA通算800勝を達成した。6729戦目。通算800勝は史上23人目、現役では11人目。重賞では36勝。この中には安田記念(ヤマニンゼファー)、天皇賞・秋(ヤマニンゼファー)、NHKマイルC(タイキフォーチュン)のGI3勝が含まれている。 柴田善騎手 800勝というのは特に意識していませんでした。よくここまでこれたと思いますが、これもよい馬に乗る機会を与えてくれた関係者の皆さんのおかげ。感謝しています。岡部さんを目標にこれからも頑張っていきます。 |
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▼松山調教師JRA通算600勝! 11日の福島競馬第11RみちのくSはサンゲツの逃げ切り勝ちだったが、この勝利で同馬を管理する松山康久調教師はJRA通算600勝を達成した。3892戦目。通算600勝は現役で14人目になる。松山調教師は昭和49年に調教師免許を取得し、2年後の昭和51年に厩舎を開業した。初勝利は同年5月3日、3回東京初日第2R(勝ち馬はクローバーウィング、延11頭目)。これまでに重賞で33勝。昭和58年にはミスターシービーで三冠を達成、翌年には天皇賞・秋も制している。他にもダービー馬ウィナーズサークル、皐月賞馬ジェニュインらを育て上げた。 |
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▼古賀史調教師200勝 10日の福島競馬第11R雄国沼特別でトーホウエイシュンが1着となり、古賀史生調教師は開業10年目でJRA通算200勝を達成した。主な勝ち鞍はクリスタルC、中日スポーツ賞4歳S、京成杯オータムH。 |
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▼フォレストはスワンSに マイネルラヴも出走 高松宮記念の勝ち馬シンコウフォレスト(牡6歳、美浦・栗田厩舎)の復帰戦が、10月31日のスワンS(GII、京都、芝1400m)と決まった。なお、同レースにはセントウルSを勝ったマイネルラヴ(牡4歳、美浦・稲葉厩舎)も出走する予定。 |
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▼朝日杯3歳Sステップ競走 地方馬2頭決まる 朝日杯3歳Sのステップレース・京王杯3歳Sに出走する地方馬が次の2頭に決まった。スーパーホールデン(牡3歳、岩手・佐藤利文厩舎)、ロードシップ(牡3歳、川崎・佐々木国広厩舎)。 |
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▼マックスキャンドゥ繁殖へ 秋緒戦のクイーンSで13着に敗れたマックスキャンドゥ(牝4歳、栗東・伊藤雄厩舎)はこのあと秋華賞に向かう予定だったが、早熟タイプで、今後、オープンの牡馬相手では荷が重いと関係者が判断したため、同レースを回避して繁殖に上がることが決まった。 |
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▼馬主協会連合会が見舞金 日本馬主協会連合会(小紫芳夫会長)は、集中豪雨による被害を受けた福島市・郡山市・白河市・西郷村・大信村・那須町への災害見舞金贈呈を決め、その贈呈式が11日福島競馬場で行われた。 |
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▼園田の小牧太騎手 通算2000勝達成! 園田競馬で活躍中の小牧太騎手(31歳、曾和直栄厩舎所属)が10月6日の第10Rで勝利を収め、昭和60年10月30日のデビュー戦以来9740戦目で通算2000勝を達成した(JRAを含む)。地方所属の騎手で2000勝以上を挙げたのは現役で18人目。通算重賞は30勝。 |
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