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▼新馬券”拡大馬連”の導入決まる

 JRAは6月29日、新馬券、拡大馬連馬券の発売を行うことを発表した。同日に省令の改正が行われ、7月2日のJRA運営審議会においてこの新種馬券導入が承認されている。

 今回、導入が決まったのは拡大馬番号連勝複式勝馬投票法(仮称は拡大馬連)。これは、フランスで売られているジュムレ・プラッセといわれるもので、出走馬の中から2頭の馬を1組としたものを選び、その組み合わせが、1着−2着、1着−3着、2着−3着のいずれかであれば的中とする馬券(1組とした馬の間の順位は問わない)。現在の馬連と比べると、的中率は3倍と高くなるが、配当は当然安くなる(なお、3着が2頭以上同着であったときの3着同士の組み合わせは不的中)。

 JRAによると、新馬券である拡大馬連は、(1)馬連の予想の面白さを失わず、また的中しやすい馬券であることから競馬初心者も購入しやすい(2)馬連を主として購入しているファンにも押さえ馬券として利用できる(3)3着までが的中となり、これまで以上にレース展開等が注目され、レースの面白み、競馬の奥行きが増す(4)的中が3通りとなることから、3頭のボックス馬券すべて的中させる醍醐味がある、などが特徴とされている。
 JRAで5種類目となるこの新馬券発売までには、オッズ板の改修や、オッズ計算のためのソフト開発に時間がかかるため、全国レベルでの発売は平成12年となる予定だが、その前に、平成11年暮れの小倉競馬場でテスト発売が行われる見込みだ。

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タイキシャトル21日出発

 安田記念を制したタイキシャトル(牡5歳、美浦・藤沢和厩舎)のフランス遠征が正式に決まり、そのスケジュールが2日、発表された。それによると、美浦トレセン内検疫厩舎入りは今月15日。出発は21日(火)、成田20時55分発JL6511便となっている。8月16日のジャック・ル・マロワ賞、9月6日のムーラン・ド・ロンシャン賞(ともにG1、芝1600m)に出走する予定。

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▼◇新刊プレゼント「万馬券二季報メガトン!8&9合体号」

 足で稼いだ巷の万馬券の真実の数々、老若男女の爆笑&感嘆の自慢話、開いた口が外れるあきれた競馬者の執念を満載した万馬券二季報シリーズの最新作「万馬券二季報メガトン!8&9合体号」(定価1850円+税)が発行元の(株)自由国民社よりファン10名の方にプレゼントされます。
 上記プレゼントをご希望の方は希望種類を明記のうえ下記宛先まで。応募は1名1枚。締め切りは7月11日(土)の消印まで有効。
〒520−3047 滋賀県栗太郡栗東町手原2丁目6番6号
     ケイバブック編集局

 

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▼メジロブライトのテレカプレゼント
 5月3日に京都競馬場で行われた第117回天皇賞を制覇したメジロブライト(牡5歳、栗東・浅見厩舎)の優勝記念テレカが、同馬に騎乗した河内洋騎手からファン5名の方にプレゼントされます。
 上記プレゼントをご希望の方は希望種類を明記のうえ下記宛先まで。応募は1名1枚。締め切りは7月11日(土)の消印まで有効。
〒520−3047 滋賀県栗太郡栗東町手原2丁目6番6号
     ケイバブック編集局

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マチカネフクキタル放牧

 昨年の菊花賞馬マチカネフクキタル(牡5歳、栗東・二分厩舎)は宝塚記念を目標に調整を進められていたが、復帰後の金鯱賞、鳴尾記念の内容が冴えず、前走後もイライラして減っていた馬体が戻らないため、同レースを回避した。このあと2カ月ほど待兼牧場で休養して立て直しを図る。

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▼シンコウフォレスト放牧

 19日の函館スプリントSに出走を予定していた高松宮記念の勝ち馬シンコウフォレスト(牡6歳、美浦・栗田厩舎)は、疲れが出たために函館遠征をとりやめ、先週の4日、美浦トレセン近くのオークヒル牧場へ放牧に出された。美浦トレセンには8月下旬もしくは9月上旬に戻る予定。

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▼タイキエルドラド休養

 目黒記念2着のタイキエルドラド(牡5歳、美浦・藤沢和厩舎)は、疲労回復に手間取り、出走予定だった宝塚記念を回避した。先月27日に美浦牧場へ放牧に出されたが、今後は大樹ファームかファンタストクラブに移動し、立て直しを図ることになっている。

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▼ウイングアロー次走はグランシャリオCへ

 7月1日の「第28回名古屋優駿」(G3、ダート1900m)を制したウイングアロー(牡4歳、栗東・工藤厩舎)の次走が7月22日のグランシャリオカップ(G3、旭川、ダート1600m)に決まった。

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▼大崎騎手が入院

 大崎昭一騎手(53歳、美浦・フリー)は慢性硬膜下血腫のため、7月2日午前に手術を行った。約2週間の入院または通院、安静、加療を要する見込み。

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▼スパークトウショウ JRAレコードで快勝

 4日の福島第10R栗子特別でスパークトウショウが1着となったが、同馬の勝ち時計は芝1700m1分40秒4。これは、フジリュウセイが昭和60年に福島でつくった従来の記録を0秒1更新するJRAレコード。

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▼佐々木竹見騎手7000勝

 “地方競馬の鉄人”として知られる佐々木竹見騎手(56歳、川崎・金井厩舎所属)が、7月1日の川崎競馬第10Rで1着となり、地方競馬通算7000勝の大記録を樹立した。昭和35年7月22日の川崎競馬で初勝利を挙げて以来38年目、37,873戦目にしての快挙となる。
 同騎手はこれまで17回、南関東地区の年間リーディングジョッキーの座に就いたほか、昭和40年から42年にかけて3年連続で400勝以上をマーク、41年には年間505勝を達成するなど、当時の世界記録を更新する輝かしい記録を残している。

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▼ハウスバスター日本へ

 ミッドナイトベットの父として知られるハウスバスター(牡12歳、父マウントリヴァーモア)が来春より浦河町のイーストスタッドでけい養されることになった。
 同馬は現役時代、米国でジェロームH、ヴォスバーグS、カーターHのGI 3勝を含む22戦15勝。90年、91年と2年連続で米チャンピオンスプリンターに輝いている。購買価格は2億5000万円。種付け料は受胎条件で150万円前後を予定している。事務局は(株)ジャパンレースホースエージェンシー。

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▼シンコウキング ニュージーランドへシャトル

 静内町のレックス・スタッドにけい養されている種牡馬シンコウキング(牡8歳、父フェアリーキング)が今秋、ニュージーランドへシャトル供用されることが決定した。
 同馬は高松宮杯(G1)など27戦8勝。今春、種牡馬入りしウッドマンの母プレイメイトなど40頭と交配を済ませた。現地での種付け料は未定だが80頭前後の種付けを予定している。同馬は今月8日に出国に向け検疫に入る。

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