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エリモダンディー結腸捻転で死亡

 1月25日の日経新春杯で鮮やかな追い込みを決めた後に左第1指骨々折が判明し、経過を見守られていたエリモダンディー(牡5歳、栗東・大久保正厩舎)が8日早朝、結腸捻転のため死亡した。同馬は骨折判明後の今月2日に疝痛を起こして栗東トレセン競走馬診療所に入院、加療を続けていた。 通算成績は15戦5勝。96年6月のデビュー時が396キロ、最高時の前走でも430キロという小柄な馬だったが、身上である34秒台の末脚を武器に京阪杯(GIII)、日経新春杯(GII)の重賞2勝を挙げており、昨年のダービーではサニーブライアンの0.3秒差4着に健闘した。

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ホワイトストーン急死

 4日朝、新冠町・新冠農協畜産センターで供用中の種牡馬ホワイトストーン(12歳、父シービークロス)が小腸癒着のため死亡した。同馬は現役時代、セントライト記念(GII)、大阪杯(GII)、AJC杯(GII)など32戦4勝。28戦連続、重賞に出走したこともあってファンに根強い人気があった。 95年に種牡馬入り。初産駒が今年3歳デビューする矢先の出来事だけに関係者は残念がっていた。

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アイルランドでは名種牡馬カーリアン死亡

アイルランドのクールモアスタッドで繋養されていた名種牡馬カーリアン(19歳、父ニジンスキー)が日本時間で3日、心臓麻痺のため急死した。欧州ではもちろんのこと、我が国でもフサイチコンコルド、シンコウラブリイ、ビワハイジの父として知られ、人気の高い種牡馬だった。種付けシーズン目前の突然の死亡だけに、関係者は大きなショックを受けている。

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名牝フォールアスペンも

 カーリアン急死の翌日には、名繁殖牝馬フォールアスペン(23歳、父プリテンス)が、ケンタッキーで牡駒を出産後死亡した。こちらは出血死。フォールアスペンは、GI勝ち馬4頭を含め、7頭もの重賞勝ち馬を送り出し、米国の94年最優秀繁殖牝馬にも選ばれた名牝。現在、我が国で繋養中の、プリークネスSおよびBCジュヴェナイル優勝馬ティンバーカントリーも同馬の産駒。

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ラムタラ初仔誕生

 44億円の史上最高額で導入された種牡馬ラムタラ(7歳、父ニジンスキー)の "純内国産" 初産駒が3日早朝、静内町の井高牧場で誕生した。 母アンセストラルダンサー(9歳、父シベリアンエクスプレス)との間に生まれたのは父と同じ栗毛の牝馬。事務局の(株)ジェイエスでは「顔つきなどラムタラの特徴を受け継いでいます」と話している。昨年ラムタラは、ニシノフラワー、ワコーチカコなど超一流牝馬112頭に種付けし、これから2世が続々と誕生する予定だ。

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フジキセキ、エリシオ オーストラリアへシャトル

 早来町の社台スタリオンステーションに供用中の人気種牡馬フジキセキ(7歳、父サンデーサイレンス)と新種牡馬エリシオ(6歳、父フェアリーキング)は種付けシーズン終了後、オーストラリアへシャトル供用されることが決まった。同地での繋養先はフジキセキがアローフィールドスタッド、エリシオがウィッデンスタッド。種付料など詳細は未定。

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伊藤正調教師200勝

 7日の東京競馬第7Rでディヴァインライトが1着となり、伊藤正徳調教師はJRA通算200勝を達成した。厩舎の開業は昭和63年3月。通算1847戦目での記録達成だった。この中には、マイネルブリッジによるNHK杯、七夕賞など重賞での7勝が含まれている。

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グルメフロンティア ドバイに登録せず

 フェブラリーS馬グルメフロンティア(牡7歳、美浦・田中清厩舎)は、4日に締め切られたドバイワールドCに登録を行わなかった。暑さに弱く体調維持が難しいため、登録を見送ったもの。同馬は3日、放牧に出されている。

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タイキシャーロック次走はかしわ記念

 フェブラリーSで5着に終わったタイキシャーロック(牡7歳、美浦・土田厩舎)は5日、2カ月の予定でファンタストクラブに放牧に出された。ドバイワールドCへの出走は断念し、次走は交流重賞のかしわ記念(船橋、GIII)となる模様だ。

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