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◆アイルランドでは名種牡馬カーリアン死亡 アイルランドのクールモアスタッドで繋養されていた名種牡馬カーリアン(19歳、父ニジンスキー)が日本時間で3日、心臓麻痺のため急死した。欧州ではもちろんのこと、我が国でもフサイチコンコルド、シンコウラブリイ、ビワハイジの父として知られ、人気の高い種牡馬だった。種付けシーズン目前の突然の死亡だけに、関係者は大きなショックを受けている。 |
◆名牝フォールアスペンも カーリアン急死の翌日には、名繁殖牝馬フォールアスペン(23歳、父プリテンス)が、ケンタッキーで牡駒を出産後死亡した。こちらは出血死。フォールアスペンは、GI勝ち馬4頭を含め、7頭もの重賞勝ち馬を送り出し、米国の94年最優秀繁殖牝馬にも選ばれた名牝。現在、我が国で繋養中の、プリークネスSおよびBCジュヴェナイル優勝馬ティンバーカントリーも同馬の産駒。 |
◆フジキセキ、エリシオ オーストラリアへシャトル 早来町の社台スタリオンステーションに供用中の人気種牡馬フジキセキ(7歳、父サンデーサイレンス)と新種牡馬エリシオ(6歳、父フェアリーキング)は種付けシーズン終了後、オーストラリアへシャトル供用されることが決まった。同地での繋養先はフジキセキがアローフィールドスタッド、エリシオがウィッデンスタッド。種付料など詳細は未定。 |
◆伊藤正調教師200勝 7日の東京競馬第7Rでディヴァインライトが1着となり、伊藤正徳調教師はJRA通算200勝を達成した。厩舎の開業は昭和63年3月。通算1847戦目での記録達成だった。この中には、マイネルブリッジによるNHK杯、七夕賞など重賞での7勝が含まれている。 |
◆グルメフロンティア ドバイに登録せず フェブラリーS馬グルメフロンティア(牡7歳、美浦・田中清厩舎)は、4日に締め切られたドバイワールドCに登録を行わなかった。暑さに弱く体調維持が難しいため、登録を見送ったもの。同馬は3日、放牧に出されている。 |
◆タイキシャーロック次走はかしわ記念 フェブラリーSで5着に終わったタイキシャーロック(牡7歳、美浦・土田厩舎)は5日、2カ月の予定でファンタストクラブに放牧に出された。ドバイワールドCへの出走は断念し、次走は交流重賞のかしわ記念(船橋、GIII)となる模様だ。 |
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