〈 ところで皆さん 〉
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マイルチャンピオンシップはタイキシャトルの快勝でした。〈ところで皆さん〉、11月15日の京都競馬の第４Ｒと第11Ｒで、12810円、6360円という穴馬券が出ました。要因は４Ｒのゴッドウィリー、11Ｒはユノペンタゴンの２着馬。前者はたった５戦のキャリアで１、２着が１回ずつ。立派なものです。後者は重賞の常連。叩き３走目の走り頃でもありました。そんな馬が人気馬（４Ｒは１番人気。11Ｒは僅差の４番人気）と絡んでこの配当。オイシイ話です。オイシイ話だけじゃなく、これが買えるんです。理由は初体験の魅力。ゴッドはそのレースが初めての芝。ユノの方は初ダートでした。ゴッドの談話は“芝は合いそう”。ユノのそれは“ダートの稽古で走る馬”でした。ゴッドはダート不振で芝へ。ユノは逆のケース。それぞれ、もっと人気していい筈の馬が人気しなかった（ゴッド12番人気。ユノは大差の６番人気）のは、初めての芝、初めてのダートが嫌われたからなんです。好材料の筈なのに不安材料に見られる。ここに落とし穴があるんです。この２頭だけでなく、同じケースで大穴になったレースが、これまでに数多くあります。〈皆さん〉、これからは、初芝、初ダートの馬を探してください。そして、初芝、初ダートということで不当に評価が低くなっている馬を見つけてください。オイシイ馬券になりますよ。さて、今週はジャパンカップです。外国馬の評判はあまり高くありません。日本馬優勝のチャンスの年のようです。日本の代表的存在のエアグルーヴ、バブルガムフェローの〈捨て目〉を探すのは難しいようです。そこで、今週も、懲りずに狙い馬を。シルクジャスティスです。菊花賞は不利もありましたが、仕上げも余裕残しだったのでは。厩舎は、それでも勝てると踏んだほど能力に自信を持っていた、と考えるのはカングリすぎでしょうか。この馬の目標は〈ＪＣ〉そんな気がしてなりません。 （関西競馬ブックデスク・井戸本征彦） |
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