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シーキングザパール秋華賞断念

 秋華賞で有力視されていたシーキングザパール(牝4歳、栗東・森厩舎)は16日午後に喉頭蓋エントラップメント(EE)を発症したため、同レースを断念した。
 喉頭蓋エントラップメントは気管の入口にある喉頭蓋をその基部(根元)にあるシワ(披裂喉頭蓋ヒダという粘膜組織)が覆う疾患。調教中や競走中に異常呼吸音や発咳が観察され、ときに運動能力の低下を示したり、嚥下に影響して採食中にしつこい咳をするなどの症状が見られる。
 同馬は、17日の午後3時から喉頭蓋を覆った披裂喉頭蓋ヒダを切開する30分間の手術を施しており、この後1週間程度は自厩舎で加療、経過観察が行われる予定。
 森調教師 大したことがなかったようでほっとしている。今後については状況を見ないと何とも言えないが、放牧には出さず、厩舎内で静養させようと思っている。

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JC予備登録馬は44頭

 第17回ジャパンC(11月23日、東京、芝2400b、GT)の外国予備登録馬が13日、JRAから発表された。今年の登録馬は44頭(北米13、欧州21、オセアニア10)。昨年と比べると登録数は9頭減っている。なお、選出馬の発表は10月30日の予定。
 今年の主な予備登録馬は、ソードダンサー招待Hのアワッド、パシフィッククラシックのジェントルマン、アーリントンミリオン2着サンドピット、ハリウッドターフHのレインボウダンサー(以上北米)、英ダービー馬ベニーザディップ、キングジョージ制覇のスウェイン、凱旋門賞2着ピルスドゥスキー、同3着ボルジア(欧州)など。オセアニア地区ではオールウェイズアルーフが注目の的。

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富士Sに外国馬4頭登録

 ジャパンC前日の11月22日に行われる国際レース、富士S(東京、芝1400b)に、英国馬4頭の登録があった。登録した4頭は、デコレイテッドヒーロー(セン6歳)、カハル(牡4歳)、ムシェア(牡4歳)、ラシアンリバイバル(牡5歳)。

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サクラローレルが帰国

 フランスに遠征していたサクラローレル(牡7歳、美浦・小島厩舎)が16日午後4時3分、JAL7412便で帰国した。入国検疫を行うためにローレルはただちに千葉県白井のJRA競馬学校に移送され、同競馬学校には午後6時35分に到着している。

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柴田大騎手が転院

 12日の福島競馬で落馬負傷して入院中の柴田大知騎手(20歳、美浦・栗田厩舎所属)が16日、肺の手術の可能性もあることから、福島県立医科大学付属病院へ転院した。右気管支を閉塞していた血の塊を除去する処置がとられた柴田大騎手は現在、経過を観察中。

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「よしだみほカレンダー」

プレゼント
 「ファンファーレ集」「ピアノで馬ッ!」などの楽譜を出版しているカワイ出版から、漫画家よしだみほさんのカレンダー「1998よしだみほカレンダー '90年代私のメモリアルホース」(カワイ出版・本体1200円+税)がファン10名の方にプレゼントされます。ご希望の方はハガキで下記宛先まで。応募は1名1枚。応募者多数の場合は抽選。締め切りは10月25日(土)消印有効。
〒520−30 滋賀県栗太郡栗東町手原2丁目6番6号
     ケイバブック編集局

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田原騎手が調教師免許受験

 15日、午後4時より栗東トレセン事務所大会議室で開かれた記者会見の席で、田原成貴騎手(38歳、栗東・フリー)が平成10年度新規調教師免許試験の受験申請を行ったことを明らかにした。通算1000勝以上を挙げた同騎手は今月22日の一次試験が免除されるため、来年1月26日から28日の二次試験を受験する。
 田原騎手 まだ騎手としてのエネルギーは残っているが、それを燃焼し尽くす前に引退して残りのエネルギーを調教師としての道に向けて使いたい。そう思って調教師試験を受けることにした。

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ダンディコマンド骨折

 天皇賞の2週前登録を済ませていたダンディコマンド(牡5歳、栗東・福島信厩舎)は16日の調教中に左第3中手骨々折を発症したため、この秋の重賞戦線を断念して休養に入ることになった。

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ブリザード惜しくも3着

 10日18日(土)に米国カリフォルニア州サンタアニタ競馬場で行われたオークトリー・ブリーダーズCマイル(芝・1マイル・良)に出走したタイキブリザード(牡7歳・美浦・藤沢厩舎)は、好スタートから逃げるプティプーセの2番手を追走、直線よく伸びたが、ファンタスティックフェロー、マゼランからアタマ、クビの3着に惜敗した。

オークトリーBCマイル(GV) 米サンタアニタ
10/18 芝1マイル(良) 総賞金25万
@ファンタスティックフェロー  52  ソリス  1.361/5
Aマゼラン  54  ブラック  アタマ
Bタイキブリザード  54  岡部  クビ
Cピンフローロン  55  フローレス  1/2
Dナニンジャ  54  デラフセイ  アタマ
Eヴィアロンバルディア  54  マトス  アタマ
Fプティプーセ  54  デザーモ  11/4
Gスターマニアック  54  ナカタニ  8

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鈴木康調教師JRA400勝

 19日の福島競馬8日目第5Rでスギノグランプリが1着となり、鈴木康弘調教師は、今年の30勝目をあげるとともに、JRA通算400勝を達成した。この中には重賞での17勝が含まれており、今年もローゼンカバリーでアメリカJCC、日経賞を勝っている。

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安田富騎手骨折

 18日の福島競馬第8Rで落馬した安田富男騎手(50歳、美浦・フリー)は市内の大原総合病院で精密検査を受けたところ、左腰椎横突起骨折が判明した。約1カ月の加療を要する見込み。

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エイシンワシントン - 来春から種牡馬に

 今年の2月、調教中に骨折し現役を引退したエイシンワシントン(牡7歳)が、来春から静内町のレックス・スタッドで種牡馬として繋養されることになった。エイシンワシントンは25戦8勝。CBC賞(GU)とセントウルS(GV)の2つの重賞を制するなど短距離路線で活躍。昨年暮れのスプリンターズS(GT)でフラワーパークに鼻差2着の死闘を演じた後、調教中に骨折した。症状も重く種牡馬生活を送れるか心配されていたが順調に回復、その後は牧場で休養していた。
 本馬の父オジジアンは2年前に日本に輸入されているが、持ち込みの産駒として本馬のほかバトルラインがプロキオンS(GV)、エルムS(GV)を勝つなど良績を残している。

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ジェイエス繁殖馬セール

 (株)ジェイエス主催の繁殖馬セールが23日に北海道市場で開催される。
 今年は受胎馬57頭、不受胎馬11頭の計68頭が上場予定。チャンピオンサイアーのサンデーサイレンスや、3歳馬の活躍が著しいコマンダーインチーフ、最後の産駒となるマルゼンスキーなど注目を集める種牡馬の受胎馬も上場。11日のオーロCを勝ったシャドウクリークの母アイリッシュシャドウ(ジェイドロバリーを受胎)や、函館3歳S(GV)2着のサラトガビューティの母サラトガフラッシュ(アジュディケーティングを受胎)などと合わせて人気を集めそうだ。

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