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	第54回高松宮記念勝ち馬マッドクール

力と速さでマッドクールが頂点に

高松宮記念を制す。日経賞はシュトルーヴェ、毎日杯はメイショウタバル、マーチＳはヴァルツァーシャル

高松宮記念は今年も小雨の下で重馬場。春のスプリント王決定戦は５年続けて重～不良の道悪で争われた。香港の快足ビクターザウィナーが持ち前のスピードを発揮してレースを先導し、その直後を進んだマッドクールが内ラチ沿いを伸びて残り１ハロンで先頭に立ち、ゴール前のナムラクレアの猛追を凌いだ。ＧⅠ初挑戦となった昨秋のスプリンターズＳでは差の２着に終わったが、香港遠征を経て３度目のＧⅠ挑戦となった今回でしっかりと答えを出した。日経賞はシュトルーヴェ、毎日杯はメイショウタバル、マーチＳはヴァルツァーシャルが制した。今週は第68回大阪杯、ダービー卿ＣＴ、ドバイワールドＣ開催。