競馬ブックコーナー

５日号 ★電子書籍版発売開始！

新春特集

	第65回有馬記念勝ち馬クロノジェネシス

牝馬の年を締めたクロノジェネシス

有馬記念を制す。ホープフルＳはダノンザキッド、中山大障害はメイショウダッサイ、阪神Ｃはダノンファンタジー

牝馬の時代を象徴するようにファン投票の１位、２位を牝馬が占めた有馬記念。春の宝塚記念を圧勝したクロノジェネシスは中団から進んで２周目の向正面から外を進出。４角手前では３番手まで上がり、先に抜け出したフィエールマンを捉えてサラキアの追い込みを封じた。春秋のグランプリ制覇は2019年のリスグラシューに続くもので、牝馬としては史上２頭目の快挙だった。これで2020年に行われた牡牝混合のＧⅠでは牝馬が９勝を挙げたことになる。ホープフルＳはダノンザキッドが制して３戦３勝、中山大障害はメイショウダッサイ、阪神Ｃはダノンファンタジーが快勝した。新年のスタートは京都金杯、中山金杯。