競馬ブックコーナー

男馬の儚い夏

10・11日号　発売中

	第67回安田記念勝ち馬サトノアラジン

遂に王座に就いたサトノアラジン

第67回安田記念を制す、鳴尾記念はステイインシアトル

香港からチャンピオンズマイルの勝ち馬コンテントメント、香港マイルの勝ち馬ビューティーオンリーの強豪２頭を迎えた春のマイル王決定戦・安田記念。ポスト・モーリスの出現が期待された一戦は、後方から直線で外を進出したサトノアラジンが粘る前年の覇者ロゴタイプを差し切った。サトノアラジンはこれまで京王杯ＳＣとスワンＳのＧⅡ勝ちはあるが、３歳時の菊花賞、２度の香港遠征を含め７回目のＧⅠ挑戦でタイトル奪取に成功。全姉のエリザベス女王杯勝ち馬ラキシスに続く姉弟ＧⅠ制覇となった。鳴尾記念は６歳馬ステイインシアトルが重賞初制覇を果たした。今週はエプソムＣ、マーメイドＳ。