競馬ブックコーナー

『震えた瞬間』

31・1日号　発売中

	第76回菊花賞馬キタサンブラック

三度目の挑戦実らせたキタサンブラック

菊花賞を制す。富士Ｓはダノンプラチナ

　牡馬クラシック最終関門の菊花賞は二冠馬ドゥラメンテを欠いたものの、皐月賞と日本ダービーのそれぞれの２着馬、東西で行われた秋の前哨戦の勝ち馬も揃ってフルゲート18頭を埋めた。１番人気は神戸新聞杯の勝ち馬リアファルだったが、内でロスなく進んだキタサンブラックが直線で先行馬の間を割って抜け出した。
キタサンブラックは中山でセントライト記念を制してここに臨み、三冠レース皆出走で最後の栄冠に輝いた。馬主の大野商事代表の歌手の北島三郎さんには長いオーナー歴で初めてのクラシック制覇となった。富士Ｓはダノンプラチナが制覇。今週は第152回天皇賞（秋）、スワンＳ、アルテミスＳ。福島が開幕。