競馬ブックコーナー

『それぞれの試走～ローズＳ』

26・27日号　発売中

	ローズＳ勝ちのタッチングスピーチ

急上昇で好機掴んだタッチングスピーチ

ローズＳを制す、セントライト記念はキタサンブラック、阪神ジャンプＳはオースミムーン

　春の牝馬クラシックを勝った２頭が出走したローズＳは桜花賞馬レッツゴードンキが速いペースで逃げ、直線では外からの差し馬が台頭。オークス馬ミッキークイーンを抑えて鮮やかな伸びを見せたのは前走で500万下を勝ったばかりのタッチングスピーチだった。春はチューリップ賞が９着、忘れな草賞も８着に終わっていたが、大躍進の重賞制覇で秋華賞の出走権を奪取した。セントライト記念は春に中山でスプリングＳに勝っている実績馬キタサンブラックが先行して抜け出し重賞２勝目。阪神ジャンプＳではオースミムーンが重賞６勝目を挙げた。今週は菊花賞トライアル・神戸新聞杯、オールカマー。