競馬ブックコーナー

『春近し』

21・22日号　発売中

	フィリーズレビュー勝ちのクイーンズリング

桜戦線に飛び出したクイーンズリング

弥生賞を制す、チューリップ賞はココロノアイ、オーシャンＳはサクラゴスペル

　最優秀２歳牝馬ショウナンアデラの骨折という残念なニュースがあったが、今年の３歳牝馬戦線はそれを補って余りある才媛揃い。フィリーズレビューでは栗東所属ながらデビューから中山で２戦２勝のクイーンズリングが直線で外から伸びて鮮やかな差し切り。１番人気に応えて桜冠争いの第一線に躍り出た。牡馬相手にきさらぎ賞を制したルージュバックと同じマンハッタンカフェの産駒。クラシック本番に向けて、更に成長が期待できそうだ。中山牝馬Ｓはバウンスシャッセ、中日新聞杯はディサイファ、阪神スプリングＪはサンレイデュークが制した。今週は阪神大賞典、スプリングＳ、フラワーＣ、ファルコンＳ。