競馬ブックコーナー

『それでも父は前にいる』

4・5日号　発売中

・新春特集

	第59代有馬記念馬ジェンティルドンナ

威厳を示した女王ジェンティルドンナ

有馬記念で有終の美を飾る、阪神カップはリアルインパクト、ホープフルＳはシャイニングレイ

　２度目の制覇を目指すゴールドシップ、ジャパンＣ圧勝のエピファネイア、世界ランキング１位のジャスタウェイ、春の天皇賞馬フェノーメノ、日本ダービー馬ワンアンドオンリー……。望み得る最高のメンバーが揃った暮れの大一番、有馬記念は３番手を進んだジェンティルドンナが直線で抜け出し、猛然と迫る牡馬の強豪を一蹴した。上半期はドバイシーマクラシックを圧勝、この秋２戦は勝ち切れずに終わったが、最初で最後の中山コースも無難にこなして女王の力を見せつけた。阪神カップはリアルインパクト、ホープフルＳはシャイニングレイが制した。新年の幕開けは京都金杯、中山金杯。