競馬ブックコーナー

『現場主義の落とし穴』

12・13日号　発売中

	大阪杯勝ちのキズナ

確かな成長を示したキズナ

大阪杯を制す、ダービー卿チャレンジＴはカレンブラックヒル

　ダービー馬キズナ、菊花賞馬エピファネイア、ＧⅠ３勝牝馬メイショウマンボの３頭が４歳を迎えて緒戦に選んだ大阪杯。天皇賞馬ビートブラックを加えて出走馬の半分がＧⅠ勝ち馬という少数精鋭の一戦は、カレンミロティック以下３頭が後続を引き離す変則的な展開となったが、最後方からジックリと運んだキズナが先に抜け出したトウカイパラダイスを捉えた。ダービー時に比べると20㌔増えた体重が、そのまま逞しさにつながった印象もある。
　ダービー卿チャレンジＴではカレンブラックヒルが１年半ぶりの復活を果たした。今週は第74回桜花賞、ニュージーランドＴ、阪神牝馬Ｓ、福島開幕。