競馬ブックコーナー

『第71回桜花賞雑記・覚書』

16・17日号　発売中

	第71代桜花賞馬マルセリーナ

ディープ譲りの末脚発揮マルセリーナ

第71回桜花賞を制す、ニュージーランドＴはエイシンオスマン、阪神牝馬Ｓはカレンチャン、マーチＳはテスタマッタ、今週はマイラーズＣ、小倉は第３回開催へ

クラシックの開始を告げる桜花賞。大本命と目されたレーヴディソールは骨折のため前週に回避となったが、その空白を埋めて余りある逸材が登場した。直線で馬群を割って鮮やかに差し切ったのはレーヴディソールと同じ松田博厩舎のマルセリーナ。暮れのデビュー勝ちからシンザン記念３着、エルフィンＳ快勝と僅か４戦目で頂点に上り詰めた。父ディープインパクトが皐月賞を制したのが４戦目だから、牡牝の違いはあれ、父の蹄跡をたどってまだまだ上昇することを期待したい。ニュージーランドＴはエイシンオスマン、阪神牝馬Ｓはカレンチャン、マーチＳはテスタマッタが制した。今週はマイラーズＣ。