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スピードと瞬発力を求められる1600mのNHKマイルCと、それに加えてスタミナと忍耐力を試される2400メートルの日本ダービー。この2つのレースに、伝統的な三冠以上の価値を認めて挑み続けたのが松田国英調教師で、01年のクロフネ、02年のタニノギムレットに続く3度目の挑戦で、ついに“新2冠”は達成された。キングカメハメハはレースで示した強さは勿論、新しい3歳最強馬の姿を提示したという点で、JRA創立50周年にふさわしい画期的なダービー馬として名を残すことになった。金鯱賞では昨年のジャパンC勝ち馬タップダンスシチーが地力を示している。今週は安田記念、ユニコーンS、愛知杯。
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