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香港カップは昨年のJC馬ファルブラヴが圧勝 |
12月14日、香港のシャティン競馬場で「香港国際競走」が行われた。香港マイルとメインの香港カップに日本馬が5頭出走。カップは中団を進んだ1番人気のファルブラヴが馬群を割って圧勝、引退レースを8つ目のG1制覇で飾った。同じく引退レースとなったエイシンプレストン(牡6歳、栗東・北橋厩舎)は後方追走から直線で外に持ち出したが末脚不発に終わり7着、マグナーテン(セン7歳、美浦・藤沢和)は好位を進んだが13着だった。マイルでは好位から早目先頭に立ったローエングリン(牡4歳、美浦・伊藤正)が3着、内から伸びたアドマイヤマックス(牡4歳、栗東・橋田)が4着、後方から追い込んだテレグノシス(牡4歳、美浦・杉浦)が7着だった。勝ち馬は地元のラッキーオーナーズ。なお、ヴァーズは仏の3歳牝馬ヴァレアンシャンテ、香港スプリントは香港のサイレントウィットネスが制し、無敗の8連勝を記録している。
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シンボリクリスエス、有馬終了後に引退式 |
有馬記念(中山、G1、芝2500m)を最後に現役引退、来春から北海道早来の社台スタリオンステーションで種牡馬入りするシンボリクリスエス(牡4歳、美浦・藤沢和厩舎)の引退式が有馬記念当日の28日、全レース終了後の中山競馬場で行われることになった。藤沢和厩舎では98年にもタイキシャトルが現役最後のスプリンターズS当日に引退式を行っている。
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中山で模擬レース |
04年デビュー予定の競馬学校騎手課程第20期生8人による第3回模擬レースが12日、中山競馬場のダート1200mで行われ、結果は津村明秀君(美浦・鈴木伸厩舎所属)騎乗のタックンが1着、丹内祐次君(美浦・清水美厩舎所属)騎乗のリュウリボンが2着だった。次回の模擬レースは中山競馬開催日の12月20日、昼休みに行われる。
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宮調教師は100勝 |
14日(日)の中京競馬第10Rでアインクライマー(牝4歳)が1着となり、宮調教師(43歳、栗東)は通算100勝を達成した。97年の3月1日の開業以来1404戦目。重賞勝利は阪神3歳牝馬S(G1)を含む3勝。
宮師 厩舎のみんなや、オーナー、育成場の方々に助けられてここまでくることができました。200勝、300勝と勝ち星を積み重ねられるよう頑張ります。
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阪神馬主協会、助成金1億2100万円贈呈 |
阪神馬主協会は13日、社会福祉施設に対して助成金を贈呈した。交付対象施設は53法人。助成金総額は1億2100万円。
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藤田騎手年間100勝 |
14日の中山第9Rでカオリノーブルに騎乗して1着となった藤田伸二騎手(31歳、栗東・フリー)は、自身2回目となるJRA年間100勝を達成した。年間100勝は今年4人目。
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ミレニアムバイオ引退 |
マイルCS5着の後、右前浅屈腱炎を再発してノーザンファーム空港牧場に放牧に出されていたミレニアムバイオ(牡5歳、栗東・領家厩舎)の引退、種牡馬入りが決まった。通算成績は19戦8勝。02年のマイラーズC(G2)など重賞3勝を挙げた。12日、繋養先のアロースタッドに向けて出発している。
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ツルマルシスター死亡 |
ツルマルボーイの全妹で、桜花賞候補の1頭と目されていたツルマルシスター(牝2歳、栗東・橋口厩舎)は10日、急性腹膜炎を発症したため、安楽死の処置が取られた。同馬はファンタジーS7着の後、阪神JFに向けて調整されていたが、先月27日に疝痛を起こして断念。6日に開腹手術を行い、栗東トレセン競走馬診療所で入院加療中だった。通算成績は4戦2勝。オープンの野路菊Sを制した。
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武豊騎手は総合5位 |
10日(水)に香港のハッピーバレー競馬場で行われた第6回インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップに出場した武豊騎手(34歳、栗東・フリー)は2、8、11着(すべて12頭立て)の成績を残し、総合5位だった。優勝したのはWSJSで総合2位だったダミアン・オリヴァー騎手(豪)。
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福永調教師300勝 |
14日(日)の中京競馬第5Rでシャンパンスノー(牡3歳)が1着となり、福永甲調教師(64歳、栗東)が79年3月1日の開業以来4500戦目で通算300勝を達成した。重賞勝利は5勝。
福永師 関係者の皆さま、そして厩舎スタッフのおかげです。これからも一戦一戦、全力を尽くしてひとつでも多く勝てるように頑張ります。
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