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[上半期JPNクラシフィケーション]
フェブラリーS勝ちのアグネスデジタルに119 |
2002年度上半期JPNクラシフィケーションが17日にJRAから発表された。JPNクラシフィケーションは競馬主要国の統一された能力指数として一般的なインターナショナルクラシフィケーションと同じ方法によって各馬の能力を評価した数値。距離によってS(スプリント)、M(マイル)、I(インターミディエート)、L(ロング)、E(イクステンディド)の5つに区分され、今回発表された上半期ぶんでは、今年の1月1日から7月7日までに行なわれたJRAの競走とダートグレード競走、および海外の重賞競走に出走した日本調教馬で、レーティング100以上の評価を得た馬、そして日本の国際競走に出走した外国馬が対象となっている。
全カテゴリーを通じてのトップはフェブラリーSに勝ったアグネスデジタルのM119で、エイシンプレストンが香港・クイーンエリザベス2世Cで得たI118を押さえた。天皇賞(春)のマンハッタンカフェはE118にとどまっている。3歳馬は、芝がタニノギムレットのL118、ダートはゴールドアリュールのI115がそれぞれ最高となった。
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小西調教師がJRA通算200勝達成 |
20日の函館競馬第2Rでビジネスサイクルが1着となり、同馬を管理している小西一男調教師(46歳、美浦)は、開業2168戦目でJRA通算200勝を達成した。重賞ではこれまでに4勝。94年の京成杯3歳S、97年の京成杯、武蔵野S、98年のガーネットSを勝っている。
小西師 200勝と言われてもあまりピンときませんが、これはこれでひとつの区切りとしてこれからはもっと中身の濃い競馬をしていきたいですね。
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武豊騎手が2勝 |
仏遠征中の武豊騎手(33歳、栗東・フリー)が14日、19日にメゾンラフィット競馬場で勝利を挙げた。14日は第7Rアベンジェール賞でマアムニに、19日は第1Rディクタウェイ賞でヒーリングミュージックに騎乗。
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地方騎手のJRA試験基準を緩和 |
JRAは18日、東京港区の六本木事務所で記者会見を行ない、その席上、地方競馬所属騎手がJRAの騎手免許試験を受けた際の対応を発表した。これまでは、実績の有無にかかわらず地方所属騎手が中央の騎手免許試験を受験する時は競馬学校の騎手候補生と同じ学科試験を受けなければならなかったが、今後は、地方所属騎手でも、試験を受ける以前の5年間で、中央競馬で年間20勝以上の記録を2回以上挙げた騎手に関しては、学力試験の一般常識や体力測定などが免除されることになった。これは今年10月に実施される平成15年度の騎手試験から適用される。
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新井仁調教師逝去 |
7月18日(木)17時9分に滋賀県成人病センターで、新井仁調教師(栗東)が病気のため逝去した。享年63歳。同師は1938年9月25日生まれ、宮城県出身。1955年〜77年の騎手時代に1511戦127勝。調教師としては1983年3月1日の免許取得以来、JRAで3066戦184勝の成績を残した。JRAの重賞勝利はゴーゴーゼットによる日経新春杯、アルゼンチン共和国杯(G2)など9勝。99年暮れにはワールドクリークで統一G1・東京大賞典を制した。
なお、新井厩舎所属馬は、7月20日付で福島勝厩舎(栗東)に転厩となった。
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