“降級馬にもいろいろあって”
夏の小倉も前半戦が終わった。 (勝ち負けできる降級馬) 今夏の第2回小倉で例を挙げれば、ともに降級2戦目の勝利だが、6日目の900万特別を勝った1番人気のラパシオン(降級前の900万を1戦で卒業。降級直前の上のクラスで、0.6秒差のレースがあって、その前の重賞で0.2秒差)、5日目の900万特別を勝った3番人気のミッキーダンス(同2戦で卒業。同0.7、0.2、0.3秒差)がそれ。 (勝ち負けできない降級馬) 要するに(勝ち負けできる馬)と逆のタイプの馬。それに、 こちらの方の例は、3日目の900万特別で4番人気で12着に終わったセフティージャパン(同7戦。同11着)、5日目の500万平場で6番人気13着に終わったスギノメビウス(同6戦。同13、12、8、15、14着)。加えて、セフティージャパンの降級前の900万勝ちが54kmのハンデ戦、スギノメビウスの500万勝ちは5馬身のぶっち切りだったとはいえ、ローカル中京の恵まれたメンバーだった。 いかにも分析が大ザッパすぎるきらいはあるが、ただ単に降級馬ということで手を出しては痛い目にあいかねない。小倉後半戦の馬券戦術の一助になれば幸いです。
編集局長 坂本日出男
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