▼エアジハードが引退、種牡馬入り マイルのチャンピオン、エアジハード(牡6歳、美浦・伊藤正厩舎)の引退、種牡馬入りが12月23日、明らかになった。 右前屈腱炎を発症して香港C出走を取り消したエアジハードは、帰国後に再検査を受けたところ、予想以上の重症と判明。関係者による協議の結果、現役引退、種牡馬入りが決まったもの。通算成績は12戦7勝。GI安田記念とマイルチャンピオンシップのほか、GIII富士Sで重賞勝ちした。今後は吉原敏文、吉田照哉両氏による個人所有の形で、社台スタリオンステーションで繋養される。サクラユタカオーが種牡馬としてピンチに立っていることもあって、馬産地ではユタカオーの後継種牡馬としての期待は大きい。 |
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▼フォレストも引退 シンコウフォレスト(牡8歳、美浦・栗田厩舎)が、12月20日付けで登録を抹消され、引退した。12月4、5日号の本誌海外トピックスで既報通り、今後はアイルランドで種牡馬入りする。繋養先はラスバリースタッドの予定。通算29戦9勝。重賞では高松宮記念を含め3勝している。 |
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▼スペシャルウィーク 京都、中山で引退式 ダービー、春秋天皇賞、ジャパンカップのGI4勝を挙げたスペシャルウィーク(牡6歳、栗東・白井厩舎)の引退式が1月5日(水)に京都競馬場で、翌6日(木)に中山競馬場で行われることが決まった。 |
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▼田村正光騎手が引退 関東のベテラン、田村正光騎手(50歳、美浦・高木厩舎所属)が平成11年いっぱいで現役を引退することになった。引退後は高木厩舎で調教助手になる。田村騎手は昭和44年のデビュー。通算7222戦779勝。この中にはトクザクラによる朝日杯3歳Sなど重賞での28勝が含まれている。 |
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▼5年連続6度目!藤沢和調教師が全国首位
平成11年度のJRAリーディングトレーナーは、49勝を挙げた藤沢和雄調教師に決まった。藤沢和調教師は5年連続、6度目の全国首位。関東首位は8回目となる。5年連続全国トップは、故尾形藤吉調教師の6年連続(昭和30〜35年)に次ぐもの(なお、記録は中央競馬となって以降)。 |
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▼高橋亮騎手が100万円寄付 昨年9月5日の落馬事故による頭部骨折から立ち直り、12月4日からレースに復帰した高橋亮騎手(21歳、栗東・橋口厩舎)が22日、スポーツ事故で脳障害を持った人々のために、神戸新聞厚生事業団を通じて兵庫県身体障害者福祉協会に100万円を寄付した。 |
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▼ペインテドブラック 有馬回避しAJC杯へ 有馬記念に登録のあったペインテドブラック(牡5歳、美浦・鈴木康厩舎)は、ローテーションがきつくなることからグランプリ出走を回避し、アメリカJCC(1月23日、GII、中山芝2200m)に向かうことになった。 |
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▼アグネスデキシイ休養へ アグネスデキシイ(牡4歳、美浦・藤沢和厩舎)が、右後肢の蹄葉炎発症のため長期休養に入ることになった。現在は美浦トレセン診療所で入院治療中。関係者によると、完治までには1年近くかかる模様だが、焦らずに、復帰を目指して努力したいとのこと。 |
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▼年末・年始の払戻休務日 下記のとおり、年末・年始は平日払戻を休務させていただきます。 |
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▼ノーザンホースパークがホームページを開設
「人と馬と自然」をメインとするテーマパークを営業中のノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢114−7)が12月20日、新たにホームページを開設した。これは問い合わせが多い「競走馬グッズの販売」についての要望にこたえるため。アドレスは次の通り。 |
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▼大川慶次郎氏死去
競馬評論家の大川慶次郎氏が12月21日午前9時15分、茨城県稲敷郡阿見町東京医大霞ケ浦病院で高血圧性脳出血のため死去、70歳だった。24日に東京目黒の碑文谷会館で密葬がしめやかに営まれた。大川氏は昭和4年生まれ。慶応大学卒業後、サラリーマン生活を経て競馬評論家に転身。昭和36年には業界初のパーフェクト予想(1日全レース的中)を達成し、競馬の神様と呼ばれるように。その後も様々なメディアで活躍。ファンだけでなく競馬関係者にも影響を与え続け、競馬認知に果たした役割は非常に大きかった。 |
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